この Readme には製品ヘルプに記載がない情報が含まれている場合があります。 製品をインストールする前に、Readme 全体を必ずご一読ください。
ハードウェア要件
プラットフォーム | セットアップ ファイル サイズ | インストールに必要なディスク容量 | 製品の実行に必要なディスク容量 | Sentinel RMS ライセンスサーバー |
POWER running AIX | 398 MB | 1.59 GB | 796 MB | 41 MB |
HP IA | 764 MB | 3.13 GB | 1.53 GB | 79 MB |
System Z running Red Hat Linux | 319 MB | 1.28 GB | 638 MB | 39 MB |
x86-64 running Red Hat Linux | 393 MB | 1.57 GB | 786 MB | 50 MB |
ppc64le running Red Hat Linux | 211 MB | 844 MB | 422 MB | 1 MB |
SPARC running Solaris | 392 MB | 1.57 GB | 784 MB | 41 MB |
x86-64 running Solaris | 368 MB | 1.47 GB | 736 MB | 33 MB |
System Z running SuSE SLES | 224 MB | 896 MB | 448 MB | 39 MB |
x64 running SuSE SLES | 277 MB | 1.11 GB | 554 MB | 50 MB |
ppc64le running SUSE SLES | 191 MB | 764 MB | 382 MB | 1 MB |
ソフトウェア要件
なお、64 ビット OS 上では 32 ビット ライブラリはデフォルトではインストールされないので、製品のインストールを実行する前に、選択してインストールする必要があります。
ライブラリ | 32 ビット ライブラリ名 | 64 ビット ライブラリ名 | プラットフォーム | ||||
s390 | Red Hat 6.x | Red Hat 7.x | |||||
libgcc | libgcc-*.i686 | libgcc-*.x86_64 | libgcc-*.s390 | X | X | ||
libstdc++ | libstdc++-*.i686 | libstdc++-*.x86_64 | libstdc++-*.s390 | X | X |
詳細情報については Red Hat 社のサイトをご確認ください。
注:
OpenESQL や COBSQL などで開発されたSQLアプリケーションを配布する場合は、任意のサードパーティ製ソフトウェアの必須コンポーネントがインストールされ、環境が適切に設定されていることを確認してください。詳細は、お使いの開発製品の Readme のシステム要件にある「追加のソフトウェア要件 > データベースアクセス」を参照してください。
以前のバージョンと共存させる場合は、最新バージョンをインストールする時に、 パラメータ -installlocation(下記手順 2.) で、既存バージョンと異なる新しいインストール先のディレクトリを指定する必要があります。
また、いずれのバージョンで使用する場合でも、該当バージョンのコンポーネントのインストール先のディレクトリ下の bin/cobsetenv (下記手順 3.) を使って、環境を設定してから使用する必要があります。 -installlocation の指定がない場合はデフォルトのインストール先にインストールされます。
これらのプラットフォーム製品の場合は、Micro Focus インストーラ(.zip ファイル)か、この RPM インストーラ(.bin ファイル)のうち、いずれかを選択してダウンロードしてお使いください。
RPM インストーラの場合、次の手順で .rpm ファイルが現行ディレクトリに展開されます。
chmod +x RPM_installer_name.bin
./RPM_installer_name.bin
rpm コマンド例については、以下をご参照ください。
インストール先に直接ダウンロードして解凍する場合は、スーパーユーザ権限で次のように unzip コマンドを使って解凍します。
unzip ./COBOL_Server_4.0_プラットフォーム名.zip
Windows 環境にダウンロードして解凍したファイルを、インストール先の環境に ftp でバイナリ転送しても同様です。
(Windows 環境での ZIP ファイルの解凍には Windows に標準搭載されている圧縮ファイルの展開機能や、Windows 用のファイル解凍ユーティリティをお使いください。)
XPG4 のユーティリティを使っていない場合は、PATH で XPG4 のフォルダを先頭に指定してください。
例 bsh の場合
PATH=/usr/xpg4/bin:$PATH export PATH
設定がない場合のインストールエラー例
tar: /install_image_dir/safenet.tar: ファイルもディレクトリもありません。
install_image_dir : インストールファイルのあるディレクトリ名
Linux/Unix 上で License Server が正常に起動されるには、hostname を構成する必要があります。
動作の不具合を回避するには、localhost と コンピュータの hostname の両方を IPアドレス 127.0.0.1 にマップしてはいけません。 localhost にのみ IPアドレス 127.0.0.1 にマップする必要があります。
/etc/hosts ファイルでの正しい指定例は次の通りです。
127.0.0.1 localhost.localdomain localhost IP machinelonghostname machineshorthostnameここで IP は xx.xx.xx.xx フォーマットのコンピュータの一意の IP アドレスを意味します。
chmod +x setup_cobol_server_4.0_プラットフォーム名
./setup_cobol_server_4.0_プラットフォーム名
スーパーユーザ権限で実行していない場合は、インストール時にスーパーユーザのパスワードの入力を促すプロンプトが表示されます。
インストール済みの製品の COBDIR が設定されている場合、インストーラは既存のインストールをバックアップしてから、COBDIR が指定する場所にこのリリースをインストールします。COBDIR が設定されていない場合は、新規インストールが行われます。
COBOL 環境のデフォルトのインストール先は /opt/microfocus/VisualCOBOL です。このデフォルトを変更するには、
-installlocation="Location" パラメータを使用して
以下の例のように別のディレクトリを指定します。
./setup_cobol_server_4.0_プラットフォーム名 -installlocation="インストール先のフルパス"
-installlocation="/home/myid/installdir"
-installlocation="$HOME/installdir"
-help オプションを指定すると、インストール・スクリプトに渡すことができる他のパラメータの詳細を確認できます。
./setup_cobol_server_4.0_プラットフォーム名 -skipsafenet
touch /var/microfocuslicensing/SKIP_SAFENET_INSTALLこのファイルが存在すると、SafeNet インストーラはインストールの更新や実行中のライセンスデーモンの停止を行いません。 ライセンスの更新を行うには、このファイルを削除して Sentinel RMS ライセンス・サーバを手動でインストールします。
以下のコマンド行引数を指定してサイレント インストールを行うことができます。
-silent -IacceptEULA
コマンドの実行例
./setup_cobol_server_4.0_プラットフォーム名 -silent -IacceptEULA
製品のインストール後は、下記の手順で環境を設定する必要があります。
シェル初期化ファイル (/etc/profile、/etc/bashrc など) に下記のコマンドを追加すれば、すべてのシェルで cobsetenv を実行する必要はなくなります。
ただし、cobsetenv は bash、ksh、XPG4 sh のように POSIX 系のシェルでのみ動作します。C シェルまたは XPG4 Bourne シェル以前のものとは互換性がないので、ご注意ください。
sh /var/microfocuslicensing/bin/cesadmintool.sh
上記の管理ツールを実行して表示されるメニューから「1. オンライン認証(1. Online Authorization.)」を選択し、認証コード(Authorization Code)を入力してライセンスの認証をおこなうことができます。
認証コード(Authorization Code)は、16桁の英数字の文字列で、製品パッケージに同梱されている「ライセンス証書」に記載されています。
『Product Detail: COBOL Server Version 』で始まる項に記載されているコードを使用します。
ライセンス・ポリシーの内容または必要なライセンスの種類がわからない場合は、システム管理者または製品の購入元に連絡し、有効なライセンスを取得してください。
COBOL Server を削除するには、root ユーザで $COBDIR/bin ディレクトリの Uninstall_COBOLServer4.0.sh スクリプトを実行します。
COBOL Server をアンインストールしても、Micro Focus Licensing Manager または必須ソフトウェアのアンインストールは自動的には行われません。
Micro Focus ライセンス・マネージャをアンインストールするには、/var/microfocuslicensing/bin ディレクトリの UnInstallMFLicenseServer.sh スクリプトを実行します。このスクリプトを実行しても、特定のシステム設定またはライセンスが含まれる一部のファイルは削除されません。
オプションで、必須ソフトウェアを削除できます。手順については、各ソフトウェア・ベンダのマニュアルを参照してください。
該当のリリースがない場合は、準備中です。その場合は、利用可能な最新リリースのリンクや英語版のオンラインマニュアルをご利用ください。
Docker デモファイルから、Oracle の JRE セットアップファイルが削除されました。
製品のベースイメージを作成するスクリプトを使用して Java の利用可能なイメージに作成する場合は、AdoptOpenJDK または Oracle の JDK を選択することが可能です。
AdoptOpenJDK の OpenJDK を使用する場合は、必要な Java のファイルが自動的にダウンロードされます。
Oracle の JDK を使用する場合は、Oracle から Java のファイルを自分で取得すること、および、Java を使用するための適切なライセンスがあることを確認することが必要です。 Oracle の JDK のライセンスについては、https://www.oracle.com/jp/java/java-se-subscription.html を参照してください。
製品のベース イメージを作成するスクリプトで、イメージに含める Java のベンダーやバージョンを選択するには、以下のように引数で指定します:
本ソフトウェアは、いかなる保証もなしに「現状有姿」で提供されます。Micro Focus は、市場性または特定の目的への適合性に関する保証を含む明示的または黙示的保証を一切否認します。Micro Focus またはそのサプライヤは、直接的、間接的、付随的、結果的、営業利益的、または特別な損害を含むいかなる損害に関して、たとえ事前にそのような損害の可能性を通知されていたとしても、一切の責任を負わないものとします。一部の州では、結果的または付随的な損害の責任の除外または制限を許可していないため、上述の制限が適用されない可能性があります。
Micro Focus は登録商標です。
Copyright © Micro Focus 2018. All rights reserved.
この製品にはカーネギーメロン大学 Computing Services (http://www.cmu.edu/computing/) が開発したソフトウェアが含まれています。