JCL および VSE サポート (既知の問題点)

JCL ジョブ：

DD 名の重複する DD 文の数は、ジョブ ステップごとに 999 に制限されています。

JCL VSE：

• HP Itanium で Enterprise Server アプリケーションを 32 ビット モードで実行しているときに、「CASCD1057S JES Initiator for Server ... abended by signal 00004」のようなエラーが発生した場合は、環境の COBMAINSTACK の値を 500000 より大きくしてデフォルトのスタック サイズを増やす必要があります。

AIX 上の JCL：

• AIX が元のファイルに指定された LRECL より大きい LRECL で定義されている場合、Error Opening DEF PATH を開く際にエラー メッセージが生成されます。この問題を解決するには、元のファイルと同じ LRECL を使用するようにコードを変更します。

JCL ユーティリティ：

• ハード強制終了されたジョブには再起動に必要なジョブ情報がないため、それらのジョブを再起動することはできません。

• Enterprise Developer 3.0 HF4 よりも前にスプール アーカイブ ユーティリティ MVSSPLHK を使用して FULL アーカイブを実行している場合、アーカイブ カタログへのレコードの書き込みに失敗している可能性があります。スプール ファイルを表示するために必要な情報が欠けている可能性があり、スプール ファイルのエントリをクリックすると ESMAC のページで「File not Found」というエラーが報告されます。これに該当する場合は、Micro Focus 製品に関する OpenText サポートのエンジニアに問い合わせ、エラーを修正して正しいカタログ レコードを挿入するためのユーティリティを入手してください。

  Enterprise Developer 3.0 HF4 以降を使用して作成されたアーカイブ ファイルは正しく動作します。