[ES Control]

[General]

[SEPS]

このサーバーで現在サポートされている同時サービス実行プロセスの数が表示されます。フィールドに値を入力して数を変更できます。

[Force Phase In]

プログラムを呼び出すたびにそのプログラムを再ロードする場合にオンにします。これが適用されるのは、常駐するように指定されておらず、hold 属性を使用してロードされてもいないプログラムだけです。

[Admin SEPs]

定義されている Admin SEP の数。

[Initial Transaction]

サーバーへの TN3270 セッションの接続時に実行するトランザクション。

[Transaction Threshold]

トランザクションを実行できる最大秒数。この時間を経過すると、トランザクションのしきい値を超過したことを示すメッセージがコンソールのログに記録されます。値 0 は、しきい値がないことを示します。

[HTTP Out]

HTTP 出力用の共有メモリ全体にわたって渡されるデータ ブロックのサイズが表示されます。[HTTP Size] フィールドに値を入力して HTTP のサイズを変更できます。

[Timeouts]

[ID]

ESMAC または TN3270 のクライアント セッションがアイドル状態になってからセッションがタイムアウトになるまでの時間 (分単位) が表示されます。この値は、システムの起動時に、システム初期化テーブルで指定された値に初期化されます。値 0 は、タイムアウトが生じないことを示します。

注: 値を変更しても、システムをシャットダウンした時点で変更が破棄されます。

[Runaway]

トランザクションの実行が開始されてから、API 呼び出しが行われないまま何秒経過するとトランザクションが異常終了するかが表示されます。この値は、システムの起動時に、システム初期化テーブルで指定された値に初期化されます。値 0 は、タイムアウトが生じないことを示します。

注: 値を変更しても、システムをシャットダウンした時点で変更が破棄されます。個々のトランザクションの値をオーバーライドするには、プログラム制御テーブルの関連するエントリの値を変更します。

[Input]

明示的な CICS RECEIVE コマンドへの応答がタイムアウトになってトランザクションが異常終了するまでの時間 (秒単位) が表示されます。この値は、システムの起動時に、システム初期化テーブルで指定された値に初期化されます。値 0 は、タイムアウトが生じないことを示します。

注: 値を変更しても、システムをシャットダウンした時点で変更が破棄されます。個々のトランザクションの値をオーバーライドするには、プログラム制御テーブルの関連するエントリの値を変更します。

[Deadlock]

アプリケーションが別のプロセスによってロックされているリソースを待機できる最大時間 (秒単位) が表示されます。この値は、システムの起動時に、システム初期化テーブルで指定された値に初期化されます。値 0 は、タイムアウトが生じないことを示します。

注: 値を変更しても、システムをシャットダウンした時点で変更が破棄されます。個々のトランザクションの値をオーバーライドするには、プログラム制御テーブルの関連するエントリの値を変更します。

[Diagnostics]

[Dump]

クリックすると、ダンプが開始されます。ダンプ情報は、[Active Dump DS] で識別されるデータ セットに格納されます。[DUMP] を使用してダンプを開始していない場合は、システムまたはトランザクション、あるいはその両方が異常終了した際やプログラムで EXEC CICS DUMP コマンドを実行した際にダンプが開始されます。異常終了時にダンプが開始されるのは、[Dump on Abend] グループで [Sys] または [Tran]、あるいはその両方をチェックした場合だけです。

[Switch Dump Set]

クリックすると、ダンプ情報の格納に使用されるデータ セットが A および B の間で切り替わります。

[Switch Trace Set]

クリックすると、トレース情報の格納に使用されるデータ セットが A および B の間で切り替わります。

[Size]

補助トレースおよびダンプ ファイルの最大サイズ (KB) が表示されます。値が 0 (ゼロ) の場合は最大サイズなしになります。[Diagnostic Size] フィールドに値 (KB) を入力してサイズを変更できます。このフィールドに入力できる最大サイズは 999999 KB です。

[Dump]

ダンプ情報に使用されている現在のデータ セットが表示されます。

[Dump Count]

実行されたダンプの数 (n) が表示されます。

[Trace Active]

オンにすると、システム トレース テーブルのロールオーバー時にメモリ内トレース データが補助 (診断) データ セットに転送されます。

[Trace]

トレース情報に使用されている現在のデータ セットが表示されます。

[Blocks]

収集されたトレース情報のブロックの数が表示されます。

[Dump on ABEND Sys]

Enterprise Server 自体のエラーにより異常終了が発生した際にダンプを生成する場合にオンにします。

[Dump on ABEND Tran]

トランザクション プログラムのいずれかに問題があるために異常終了が発生した際にダンプを生成する場合にオンにします。オンにすると、特定のプログラムの [PCT Properties] ダイアログ ボックスで [Dump on abend] をオンまたはオフにすることで、ダンプ ファイルの内容をプログラム レベルでさらに細かく制御できます。オフにすると、[Dump on abend] の設定は無視されます。

[Debugger]

ダイナミック デバッグを有効にする場合にオンにします。

[Enable Failure Reporting]

このエンタープライズ サーバー インスタンスのアプリケーション診断レポートを生成できるようにするには、このフィールドをオンにします。詳細については、「Enterprise Server のアプリケーション診断レポート」を参照してください。

[Core Dump on Report]

アプリケーション診断レポートでコア ダンプを生成できるようにする場合にオンにします。詳細については、「Enterprise Server のアプリケーション診断レポート」を参照してください。

[Print Environment on Report]

アプリケーション診断レポートで COBCONFIG および MFTRACE_CONFIG の内容を印刷できるようにする場合にオンにします。詳細については、「Enterprise Server のアプリケーション診断レポート」を参照してください。

[Local Trace on Report]

アプリケーション診断レポートでローカル トレース テーブルを印刷できるようにする場合にオンにします。詳細については、「Enterprise Server のアプリケーション診断レポート」を参照してください。

[Dynamic CTF File Location]

このエンタープライズ サーバー リージョンをトレースする際に使用する動的 CTF 構成ファイルの場所を指定します。

[CTF Action]

指定した動的 CTF 構成ファイルに基づくトレースの動的 CTF アクションを指定します。

[As on file]

CTF トレースは、動的 CTF 構成ファイルで指定されているとおりに設定されます。トレースの出力場所は、エンタープライズ サーバー リージョンの起動前に MFTRACE_CONFIG が指定されていた場合は元の構成ファイルで構成されている場所になり、それ以外の場合はエンタープライズ サーバー リージョンの作業ディレクトリが使用されます。

[All on]

CTF トレースは、動的 CTF 構成ファイル内に mftrace.level.component_name エントリを持つすべてのコンポーネントに対する「デバック」用に構成されます。トレースの出力場所は、エンタープライズ サーバー リージョンの起動前に MFTRACE_CONFIG が指定されていた場合は元の構成ファイルで構成されている場所になり、それ以外の場合はエンタープライズ サーバー リージョンの作業ディレクトリが使用されます。

[All off]

CTF トレースは、動的 CTF 構成ファイル内に mftrace.level.component_name エントリを持つすべてのコンポーネントで無効になります。

[HSF Data]

[Switch]

[Switch] をクリックすると、アクティブ ファイルが最大サイズに達する前に収集が代替 .csv ファイルに切り替わります。

[Enable HSF Collection]

HSF 処理をオンにします。

[Write to disk]

カンマ区切りファイルへの HSF レコードの書き込みを有効にします。これらのファイルは cashsf-a.csv および cashsf-b.csv と呼ばれ、システム ディレクトリに書き込まれます。一度に 1 つのファイル (アクティブ ファイルと呼ばれる) にのみ書き込まれます。アクティブ ファイルへの書き込みは、[SWITCH] をクリックするか、アクティブ ファイルが最大サイズに達するまで行われ、その時点で代替ファイルがアクティブになります。代替ファイルがすでに存在する場合、そのファイルは cashsf.nnn という名前でバックアップされます (nnn はバックアップの番号)。エンタープライズ サーバーを起動すると、cashsf-a.csv は常にアクティブ ファイルとして設定され、そのファイルがすでに存在する場合はバックアップされます。バックアップの拡張子は .001 から .999 まで番号付けられます。拡張子が .999 のバックアップが存在する場合、その次のバックアップは cashsf.001 として作成されます。cashsf.001 がすでに存在する場合は上書きされます。

[Max HSF Size]

[Write to disk] をオンにした場合、これは、Enterprise Server が代替 .csv ファイルに切り替える前に .csv ファイルが達するサイズ (キロバイト単位) です。値を 0 にすると、可能な最大サイズ (4 GB) が選択されます。

[Number of ESMAC Records]

Enterprise Server がメモリに保持する HSF レコードの数が表示されます。この数に達すると、新しいレコードの作成時に古いレコードが削除されます。また、1 時間以上経過したレコードも削除されます。最小値は 0 (HSF のデータが表示されない) で、最大値は 4096 です。

[Create JCL File Records]

FCDCAT および ASSIGN(EXTERNAL) でアクセスされる「メインフレーム」ファイルに対する JCL ファイル (JCLF) レコードの生成をオンにします。JCLF レコードはステップに対してローカルであるため、同じジョブ内の単一のデータ セット名に対して複数のレコードを生成できます。データ セットにアクセスするステップごとに 1 つのレコードが作成されます。

[TSC Data]

[Overview]

[Overview] をクリックすると、TSC データ ストアの概要を表示する [TSC Data] ダイアログ ボックスが開きます。

[Detail]

[Detail] をクリックすると、(ブロック番号)/(セグメント番号) から始まる TSC データ ストア オブジェクトの詳細を表示する [TSC Data] ダイアログ ボックスが開きます。

[Max]

TranClass が有効になっている場合に、すべての TS および区画内 TD データを含むデータ ストア リポジトリのサイズの制限を指定します。このリポジトリには、最新の 3 つのキーポイント (システム状態)、静的システム状態項目、および XA 回復情報も含まれます。

[Current Blocks]

それぞれ 254,248 バイトのセグメント (割り当て単位) を含む、データ ストアの 62,992 バイト ブロックの数。

[Cushion]

データ ストア割り当て要求が必要な際に解放される予約済みデータ ストアの割合。解放されると、再確保されるまでシステム機能は制限されます。これは、データ ストア領域の不足による影響を和らげるメカニズムです。

[Aggregate]

オフにすると、castsc により、スレッド トランザクション回復境界で OS データ ストア バッファーがフラッシュされます。

[Aggregate Time]

castsc スレッド OS データ ストア バッファー フラッシュ要求が、物理 OS バッファー フラッシュ要求を続行する前に、他のスレッドが集約できるフラッシュ要求を提示するのを待機する時間 (ミリ秒単位) を指定します。単一の OS バッファー フラッシュ要求で、その背後に蓄積されたすべてのスレッド要求が満たされます。

[Disable Flush]

castsc 内のすべての明示的な OS データ ストア フラッシュ要求を無効にする場合にオンにします。

[TS Queue Expiry]

一時記憶域データ キューには、最後の操作の日付/時刻スタンプが含まれています。この値がゼロ以外の場合は、チェックが定期的に行われ、指定された期間内に参照されなかった保護されていないキューは破棄されます。

注: TSQ テーブル エントリは、個々のキューおよびキュー グループのシステム デフォルト値をオーバーライドできます。

[Keypoint Frequency]

次のキーポイントの実行前に検出されるトランザクション回復境界の数を指定します。

[Keypoint Count]

サーバーが起動されてから実行されたキーポイントの数。

[Trace]

[Server]

[app-cont]

MSS のアプリケーション コンテナー コンポーネントをトレースする場合にオンにします。

[mfcm]

構成マネージャーのトレースを有効にする場合にオンにします。

[lock-data]

非スレッド プロセスのロック管理をトレースする場合にオンにします。

[tmp]

MSS のテーブル管理コンポーネントをトレースする場合にオンにします。

[tsc-data]

castsc プロセスの呼び出しのデータをトレースする場合にオンにします。

[cluster]

ES クラスター コンポーネントをトレースする場合にオンにします。

[msg]

MSS のメッセージ コンポーネントをトレースする場合にオンにします。

[trc]

castrc プロセスをトレースする場合にオンにします。

[tsc-enq]

MSS の castsc ENQ コンポーネントをトレースする場合にオンにします。

[dmp]

MSS のダンプ制御コンポーネントをトレースする場合にオンにします。

[reqh]

MSS の要求ハンドラー コンポーネントをトレースする場合にオンにします。

[trc-data]

MSS の castrc データをトレースする場合にオンにします。

[tsc-mon]

MSS の castsc モニターをトレースする場合にオンにします。

[exits]

ユーザー出口をトレースする場合にオンにします。

[rm]

MSS のリソース マネージャー コンポーネントをトレースする場合にオンにします。

[trc-enq]

MSS の castrc ENQ コンポーネントをトレースする場合にオンにします。

[tsc-thread]

castsc プロセスのスレッド処理およびロック管理をトレースする場合にオンにします。

[fh]

Micro Focus から勧められた場合以外はオンにしないでください。

[saf (Security)]

System Authorization Facility (SAF) の呼び出しをトレースする場合にオンにします。

[trc-thread]

castrc スレッドをトレースする場合にオンにします。

[tsc-trd-stg]

castsc スレッド記憶域をトレースする場合にオンにします。

[fh-enable]

Micro Focus から勧められた場合以外はオンにしないでください。

[scp]

MSS の記憶域制御コンポーネントをトレースする場合にオンにします。

[trc-trd-stg]

MSS の castrc スレッド記憶域をトレースする場合にオンにします。

[xfp]

変換処理のデータをトレースする場合にオンにします。

[jcp]

MSS のジャーナル制御コンポーネントをトレースする場合にオンにします。

[sql-api]

使用されません。

[tsc]

castsc プロセスの呼び出しをトレースする場合にオンにします。

[xfp-all]

変換処理のデータおよびプロセスをトレースする場合にオンにします。

[kcp]

MSS のタスク制御コンポーネントをトレースする場合にオンにします。

[srv]

MSS のサービス ハンドラー コンポーネントをトレースする場合にオンにします。

[tsc-buffer]

MSS の castsc バッファー コンポーネントをトレースする場合にオンにします。

[xfp-data]

スレッド プロセスの変換処理のデータをトレースする場合にオンにします。

[RAS]

casras は、CICS リソースを管理する PAC 関連のプロセスであり、リージョン間でリソースが同期していることを確認します。

[ras]

casras プロセスをトレースする場合にオンにします。

[ras-thread]

casras スレッド コンポーネントをトレースする場合にオンにします。

[ras-data]

casras データ コンポーネントをトレースする場合にオンにします (現在は使用されていません)。

[ras-enq]

casras ENQ コンポーネントをトレースする場合にオンにします。

[ras-data-all]

casras 全データ コンポーネントをトレースする場合にオンにします (現在は使用されていません)。

[ras-trd-stg]

casras スレッド記憶域コンポーネントをトレースする場合にオンにします。

[CICS]

[api]

CICS API 呼び出しをトレースする場合にオンにします。

[fcp]

MSS のファイル制御コンポーネントをトレースする場合にオンにします。

[pcp]

MSS のプログラム制御をトレースする場合にオンにします。

[ts-td]

MSS の一時記憶域/一時データ (Temporary Storage/Transient Data; TS/TD) コンポーネントをトレースする場合にオンにします。

[cws]

MSS の CICS Web サービスをトレースする場合にオンにします。

[icp]

MSS のインターバル制御コンポーネントをトレースする場合にオンにします。

[tcp]

MSS の端末制御コンポーネントをトレースする場合にオンにします。

[user]

ユーザー トレースを有効にする場合にオンにします。

[Communications]

[cci]

Micro Focus から勧められた場合以外はオンにしないでください。

[com-enq]

通信 ENQ コンポーネントをトレースする場合にオンにします。

[sna]

cassna プロセスをトレースする場合にオンにします。

[sna-thread]

cassna スレッド コンポーネントをトレースする場合にオンにします。

[com]

通信プロセスをトレースする場合にオンにします。

[com-mfcs]

通信 (mfcs) コンポーネントをトレースする場合にオンにします。

[sna-data]

cassna データ コンポーネントをトレースする場合にオンにします。

[sna-trd-stg]

cassna スレッド記憶域コンポーネントをトレースする場合にオンにします。

[com-data]

通信データ コンポーネントをトレースする場合にオンにします。

[com-thread]

通信スレッド コンポーネントをトレースする場合にオンにします。

[sna-data-all]

cassna 全データ コンポーネントをトレースする場合にオンにします。

[com-data-all]

通信全データ コンポーネントをトレースする場合にオンにします。

[com-trd-stg]

通信スレッド記憶域コンポーネントをトレースする場合にオンにします。

[sna-enq]

cassna ロック コンポーネントをトレースする場合にオンにします。

[Memory Strategy]

この診断機能を使用して、ランタイム メモリ検証の頻度およびタイプを制御し、これらの設定が適用されるプロセスを指定します。この機能は、メモリの違反や破損を追跡する場合に使用します。Micro Focus カスタマー ケア から指示された場合を除き、デフォルト以外の設定は使用しないことをお勧めします。デフォルトの設定を使用することで、メモリを最も効率的に使用できます。これらの値の設定が適切でないと、システムのパフォーマンスが低下し、メモリが過剰に使用される可能性があります。

侵略的な設定の使用は開発環境やユーザー受け入れ環境では許容されることがあり、望ましい場合もありますが、本番環境で使用する際は注意が必要です。特定の問題について診断する際にのみ目的のメモリ ストラテジを設定し、診断が完了したらストラテジをリセットしてください。