ビルド構成設定の構成

各セクションの選択時、編集中の構成の名前が右側のペインの上部に表示されます。マネージ COBOL プロジェクトでは、ビルド構成は 1 つしか許可されないため、ビルド構成の名前は必要ありません。

(新しいビルド構成を作成する場合やアクティブな構成を変更する場合は、「ビルド構成の管理」を参照してください)。

[Build Environment]

このセクションを使用して、ビルド構成で使用される環境変数を指定します。詳細については、「アプリケーションの環境変数の指定」を参照してください。

[COBOL]

このセクションを使用して、COBOL の全般的な動作、追加のコンパイラ指定、出力ファイルの名前および場所、デバッグに関する設定を構成します。

1. [COBOL] をクリックします。
2. [Enable configuration specific settings] を選択します。
   注: 以前に継承したすべての設定を削除するには、[Override settings from a higher level (instead of merging)] を選択します。このレベルより下の設定のみが適用されます。
3. テーブルで必要に応じて値を選択します。
4. 指令を指定するには、[Additional directives] の値セルで をクリックし、[Additional directives] ダイアログ ボックスで使用する指令を入力します。各指令はスペースで区切ります。

[COBOL > Additional Preprocessors]

このセクションを使用して、Enterprise Developer に付属のプリプロセッサ (CP、EHTML、XML) など、使用する追加のプリプロセッサを構成します。設定できる指令の詳細については、各プリプロセッサの個々のトピックを参照してください。

1. [COBOL > Additional Preprocessors] をクリックします。
2. [Enable configuration specific settings] を選択します。
3. 利用可能なオプションを使用して、プリプロセッサを追加、編集、または削除します。

[COBOL > Code Analysis]

このセクションを使用して、ビルド構成で一連のコード分析ルールを有効にします。詳細については、「コード分析」を参照してください。

1. [COBOL > Code Analysis] クリックします。
2. [Enable configuration specific settings] を選択します。
3. [Run active rule sets after build] を選択し、必要なルールを選択します。

[COBOL > Directive Set References]

このセクションを使用して、ビルド構成で使用する 1 つ以上の指令セットを構成します。詳細については、「指令セットの構成」を参照してください。

1. [COBOL > Directive Set References] をクリックします。
2. [Enable configuration specific settings] を選択します。
3. 利用可能なオプションを使用して、指令セットの追加、削除、または順序設定を行います。

[COBOL > SQL Preprocessor]

このセクションを使用して、使用する SQL プリプロセッサ (OpenESQL、Db2、Oracle Pro*COBOL) を構成します。詳細については、「SQL プリプロセッサ」を参照してください。

1. [COBOL > SQL Preprocessor] をクリックします。
2. [Enable configuration specific settings] を選択します。
3. [Use SQL Preprocessor] を選択し、 をクリックして必要なプリプロセッサを選択します。
4. 指令を必要に応じて構成します。

[Deploy]

このセクションを使用して、特定のファイルを特定のフォルダーにディプロイするようにビルド プロセスを構成します。詳細については、「ディプロイ用のファイルの準備」を参照してください。

[Events]

このセクションを使用して、ビルドの前後に実行するコマンド ライン エントリを記述します。[Pre-build event command line] および [Post-build event command line] テキスト ボックスに入力するコマンド ライン命令の一部として指令を含めます。

注:

イベントで環境変数を使用する場合、環境変数が設定されている場所によって、それらのイベント内で環境変数を参照する方法が決まります。

• Eclipse が起動される前に環境で定義された変数、および [Build Environment] プロパティ ページで定義された変数：ローカルの Windows プロジェクトの場合、%MY_ENV_VAR% のように % 記号で囲んで参照し、UNIX プロジェクト (ローカルとリモートの両方) の場合、$MY_ENV_VAR のように先頭に $ 記号を付けて参照します。変更された環境変数の有効範囲は、作成されたビルド イベントに限定され、そのイベントの持続時間中有効になります。
• パス変数：これらは、Eclipse ワークスペース内で使用されるパスを参照するために Eclipse によって使用されます。例としては、ECLIPSE_HOME、PARENT_LOC、PROJECT_LOC、WORKSPACE_LOC などがあります。パス変数は、[Resources > Linked Resources > Path Variables] プロパティ ページで定義されます。ビルド前またはビルド後のイベントでそれらを使用するには、${pathVar.PROJECT_LOC} のように、変数名の前に ${pathVar. を付け、末尾に } を付ける必要があります。

[Link]

このセクションを使用して、リンクするリソース ファイルやその他のアイテムを含め、アプリケーションがランタイム システムにリンクする方法を構成します。

1. [Link] をクリックします。
2. [Enable configuration specific settings] を選択します。
3. テーブルで必要に応じて値を選択します。