制約事項: 本トピックは Windows 環境にのみ該当します。
HCOSS の DB2 から SQL Server への変換には以下が適用されます。
- 相互に最も一致するデフォルト設定のセットに従い、DB2 関数と特殊レジスタを SQL Server 関数と特殊レジスタに変換します。カスタマイズ可能です。
- 相互に最も一致するデフォルト設定のセットに従って、DB2 のデータ型を SQL Server のデータ型に変換します。カスタマイズ可能です。
- DB2 SQLCODE の値を同等の SQL Server SQLCODE の値に変換します。カスタマイズ可能です。
- DB2 SQL 文を最適化するために、OPTION(RECOMPILE) など、文を選択、挿入、更新、削除するための SQL Server クエリ ヒントを追加できます。
- SQL Server の SQL TYPE BINARY および SQL TYPE VARBINARY のデータは、CONCAT_BINARY 関数および演算子を使用して DB2 の規則に準じて連結されます。
- z/OS DB2 の BINARY または VARBINARY の値を連結して CONCAT_BINARY を使用するアプリケーションは、SQL Server への移行時に手動で変換する必要があります。
- CONCAT_BINARY は、HCOSS の dbo.CONCAT_BINARY 呼び出しに変換されます。
- SQL Server 2012 SP2 以降では、DECLARE GLOBAL TEMPORARY 文で以下がサポートされます。
- SQL(CHECK) (コンパイル時)
- AS 句と LIKE 句 (カラム定義の指定に加えて)
DB2 の関数や特殊レジスタ、データ型、SQLCODE 値、SQL 識別子についての HCOSS のデフォルト設定の変更の詳細については、「HCOSS のカスタマイズ」を参照してください。これらの項目に対する HCOSS のデフォルト設定および追加サポートの情報については、「DB2 から SQL Server への変換の参照先」を参照してください。