Mainframe Access Data Connect Server

メインフレームへの接続を設定する

まず、マシンからメインフレームにリモートでアクセスできるように Data Connect を構成する必要があります。これを行うには、次の手順を使用します。

1. Enterprise Developer のコマンド プロンプトを起動します。
2. コマンド プロンプトで次のコマンドを実行します。

   sccfx

   これにより、[Server Access Configuration] ダイアログ ボックスが開きます。

3. 次のようにノードを構成します。
   1. [Node] タブをクリックし、[Add] をクリックします。
   2. [Node Configuration] ウィザードの指示に従って、次の詳細を指定します。
      • ノードの名前 (MVS など)。
      • [Logical server name] - 接続先となるメインフレーム マシンの名前。
      • 最初のオプションをクリックして、[Name or IP address] および [Port] の番号を指定します。
   3. [Node] タブで、定義したノードの横にある [Edit] をクリックします。
   4. [Credentials] をクリックし、次の詳細を指定します。
      • メインフレームへの接続に使用するユーザー名およびパスワード。
      • [Use to authenticate against all resources] と [Save to INI file] の両方をオンにします。

        これにより、次のような内容の mfaclient.ini ファイルが c:\users\USERNAME\AppData\Roaming\Micro Focus に作成されます。

        [SERVERNAME;NODENAME]
        blank|_password=false
        userid=SOMEUSER
        password=SOMEPASSWORD

4. Data Connect は Source Connect の一部として機能するため、Source Connect の適切な構成を追加する必要があります。
   1. [Source Connect] タブをクリックします。
   2. [Add] をクリックします。
   3. ドライブ文字、検索条件を指定し、作成したノードを指定します。

      すでに使用されているドライブ文字や、マシン上で他の目的に使用されるドライブ文字は指定しないでください。

5. Data Connect を構成した後、mfdaemon サービスを開始します。
   1. [MFDaemon] タブをクリックします。
   2. [Start Daemon] をクリックします。

      デーモンが起動します。[MFDaemon] タブで詳細をチェックして、保存されているログオン資格情報に関連付けられたリソースが表示されていることを確認します。これは、[Node] タブで指定されている情報と一致する必要があります。このリスト内のリソースが存在することを確認します。

      注: マシン上の MFDaemon および MFDS は、同じユーザー資格情報で実行する必要があります。この目的に SYSTEM ユーザーを使用することはできません。
   3. cas コマンドを使用して、エンタープライズ サーバー インスタンスを開始します。
   4. また、コマンド プロンプトから MFDAEMON を起動します。

リージョンを構成する

最後に、Enterprise Server リージョンが Data Connect と連携できるようにする必要があります。これを行うには、サーバーの [Configuration Information] セクションで次の環境変数を排他的に指定する必要があります。

• MFASERV=ON
• MF_RCCF=KEEPJOB
• HOST_DISP=ON
• HOST_NEW=ON

これらの変数の詳細については、「Mainframe Access 環境変数」および「JCL 固有の環境変数」を参照してください。