分散プログラム リンクの構成

本セクションでは、分散プログラム リンクに固有の必要な構成について説明します。すべてのタイプのシステム間通信に必要な構成については、「共通の構成タスク」のセクションを参照してください。

アウトバウンド分散プログラム リンクの場合、固有の構成を行う必要があります。リモート システムのプログラムにリンクするには、次の 2 つの方法があります。

• 関連する EXEC CICS コマンドにリモート システムのシステム ID を指定します。次に例を示します。

  EXEC CICS LINK TRANSID(PPQQ) SYSID(HS01)
  

  リモート システム HS01 に属するトランザクション プログラム PPQQ にリンクします。

• リソースのローカル定義にリソースのシステム ID および名前を指定します。更新が必要なフィールドを次の表に示します。

  テーブル	必要なエントリ
  PPT	ローカル プログラムをリンクできる各リモート プログラム。次を指定します。 ESMAC の PPT の詳細ページにある [Remote SYSID] リモート システムの SysC テーブル エントリの ID。 ESMAC の PPT の詳細ページにある [Remote Prog] リモート システムでのプログラムの識別に使用する名前。このフィールドを指定しない場合、プログラムの名前は両方のシステムで同じと見なされます。 ESMAC の PPT の詳細ページにある [Rmt Trans ID] リモート プログラムを実行するトランザクション (デフォルトのミラー トランザクション ID を上書きする) の名前。このメカニズムを使用すると、DB2 アプリケーション計画はアクティブなトランザクションに基づくため、リモート プログラムが DB2 にアクセスする場合の柔軟性が高まります。