casout {/res-name|/sprototype:host:port|/lservername}
       [/-process-ID]
       [/uuserid]
       [/ppassword]
       [/cgroup]
       [/gnumber]
       [/gnumber:reldd]
       [/doutput-dsn]
       [/iclasses]
       [/jjobnumber:step[:procstep]]
       [/jrestart]
       [/knumber]
       [/mnumber]
       [/fnumber]
       [/oStart]
       [/oStart:QM:Q[:listener-name]]
       [/oStop:listener-name]
       [/oDelete:listener-name]
       [/oList]
       [/oList:name]
       [/qmessage-classes] 
       [/eIMScommand]
       [/wmpr-name]
       [/nprinter-name]
       [/boutput-classes]
       [/xprinter-exit]
       [/tprocess-ID]
       [/v]
       [/ynumber:msg]
       [/#]
       [/@] 
               	 /r、 /s、および /l オプションは、いずれか 1 つを選択する必要があり、相互に排他的です。
UNIX では、スラッシュ (/) の代わりにダッシュ (-) をパラメーターの前に使用できます。
z#nnnnnn
ここで、nnnnnn は最初に 000001 に設定される生成番号で、以降、リスナーを作成するごとに 1 ずつ増えます。
使用するオプションに応じて、データセットの再開、変更、表示など、ユーザーが特定のジョブにアクセスできることを確認するためのチェックも実行されます。
対応するルールは JESSPOOL クラスにあります。データセットを取得しようとすると、アクセス対象の特定のデータセットについての追加のチェックが行われます。これも JESSPOOL クラスにあります。
Enterprise Server JCLT でクラス EFG に対するイニシエーターを起動する場合:
casout /rJCLT /iEFG
Enterprise Server JCLT でクラス EFG に対して物理デバイス「TestPrinter」を使用してバッチ プリンターを起動する場合:
casout /rJCLT /bEFG /n"TestPrinter"
前の例と同様にバッチ プリンターを起動し、それをプリンター出口 (sampprnx) に関連付ける場合:
casout /rJCLT /bEFG /n"TestPrinter" /xsampprnx
指定したメッセージ クラスに対する IMS メッセージ処理リージョンを開始する場合:
casout /rJCLTT /q001
Enterprise Server MYREG の標準の SEP と一時 SEP をリストする場合:
casout /rMYREG /#
返される標準の SEP と一時 SEP のリストの例:
  PID       TYPE     TRAN
--------- --------- ------
    14076 SEP
    26180 SEP
    12412 SEP
      916 SEP
    26064 SEP       CEBR
    22058 Transient CSKL
Enterprise Server BANKDEMO で、CSQ1 という名前のキュー マネージャーに接続されていて IMSMQ.OQ キューでリッスンする、リスナー名が BANKBRDG のリスナーを開始する場合:
casout /rBANKDEMO /oStart:CSQ1:IMSMQ.OQ:BANKBRDG
Enterprise Server BANKDEMO で BANKBRDG リスナーを停止する場合:
casout /rBANKDEMO /oStop:BANKBRDG
上記で作成されたリスナーを含む、ESMAC に示されるすべてのリスナーおよびライターを表示する場合:
コマンド ラインから casout を実行する場合は、次のコマンドを実行して戻りコードを取得します。
echo %ERRORLEVEL% $?
| コード | 説明 | 
|---|---|
| 0 | 正常終了 | 
| コード | 説明 | 
|---|---|
| 5 | ジョブはアクティブに処理されており、キューに再登録されます。 | 
| 8 | ジョブは出力保留状態でないか、存在しません。 | 
| 8 | ジョブは出力保留状態であり、キューに再登録されます。 | 
| 8 | ジョブは入力保留キューに入っていないか、Release コマンドの対象ではありません。 | 
| 16 | ジョブは Class コマンドの対象ではありません。 | 
| 99 | まだ実装されていないサブコマンドを呼び出そうとしました。 | 
| コード | 説明 | 
|---|---|
| 4 | ジョブがフラッシュされました。 | 
| 16 | ジョブがフラッシュされませんでした (メッセージで返されたセカンダリ エラー コードを参照)。 | 
| コード | 説明 | 
|---|---|
| < 9 | ジョブのログが取得されました。 | 
| 1 | ジョブは入力保留キューに入っています。 | 
| 2 | ジョブは構文解析されています。 | 
| 3 | ジョブは入力キューに入っています。 | 
| 4 | ジョブは入力キューから「アクティブに処理中」に移行しています。 | 
| 5 | ジョブは処理されています。 | 
| 7 | ジョブは完了し、出力保留状態になっています。 | 
| 8 | ジョブは出力状態で完了キューに入っています。 | 
| 16 | ジョブ番号が無効です。存在しないジョブの sysout データを検索しようとしました。 | 
| 16 | ジョブ番号またはジョブの DD が無効です。検索要求は無視されました。 | 
| コード | 説明 | 
|---|---|
| 16 | ジョブは再開対象ではありません。 | 
| 32 | 再開処理が有効ではありません。再開処理を有効にするには、ES_JES_RESTART 環境変数を設定する必要があります。 | 
| コード | 説明 | 
|---|---|
| 16 | ジョブはアクティブではありません。強制終了要求は無視されました。 | 
| コード | 説明 | 
|---|---|
| 15 | コマンドの前に / (スラッシュ) を付ける必要があります。 | 
| 16 | IMS コマンドが失敗し、TMC から応答がありません。 | 
| コード | 説明 | 
|---|---|
| 8 | SEP はイニシエーター、プリンター、または IMS MPR ではありません。 | 
| コード | 説明 | 
|---|---|
| 99 | リージョンで JES/IMS サポートが有効になっていないため、要求は拒否されました。 | 
| コード | 説明 | 
|---|---|
| 199 | 指定されたユーザーが JCL の使用を許可されていないか、そのユーザーのパスワードが正しくありません。有効な資格情報を入力してください。 | 
| コード | 説明 | 
|---|---|
| 15 | リージョンに接続できません。リージョンが起動していないか、IP アドレスまたはポートが正しくない可能性があります。 |