文内メソッド呼び出し

文内メソッド呼び出しは、メソッド呼び出しから返された一時的なデータ項目を参照する。

一般形式

文内メソッド呼び出しの一般形式の構文

構文規則

文内メソッド呼び出しを受け取り側の作用対象として指定することはできない。
identifier-1 は字類がオブジェクトでなければならない。定義済みオブジェクト参照の NULL および非限定オブジェクト参照は指定できない。
一般規則 1 で指定されている INVOKE 文のいずれかが、INVOKE 文の構文規則に基づいて有効でなければならない。
呼び出し先メソッドの手続き部の見出しの RETURNING 指定で参照されているデータ項目の記述に ANY LENGTH 句があってはならない。

一般規則

文内メソッド呼び出しは、以下に示す適用可能な形式の INVOKE 文の実行から返される temp-identifier と同じ字類、項類、および内容を持つ一時的なデータ項目を参照する。
```
INVOKE identifier-1 literal-1 USING arguments RETURNING temp-identifier INVOKE identifier-1 literal-1 RETURNING temp-identifier INVOKE class-name-1 literal-1 USING arguments RETURNING temp-identifier INVOKE class-name-1 literal-1 RETURNING temp-identifier
```
詳細は次のとおり。
1. arguments は、文内メソッド呼び出しのかっこ内に指定された作用対象である (存在する場合)
2. temp-identifier は、literal-1 および identifier-1 または class-name-1 で指定されたメソッドの仕様に含まれる RETURNING パラメーターと同じ記述、字類、および項類を持つ
3. temp-identifier は、この方法で文内呼び出しを行うためだけに存在し、他の目的を持たない一時項目である