INITIATE 文 (報告書作成機能)
INITIATE 文は、RWCS に報告書の処理を開始させる。
一般形式
構文規則
- report-name-1 は、データ部の報告書節内の報告書記述項で定義する。
一般規則
- INITIATE 文は、指定された各報告書に対して次の初期化処理を行う。
- すべての合計カウンターをゼロに設定する。
- LINE-COUNTER をゼロに設定する。
- PAGE-COUNTER をゼロに設定する。
- INITIATE 文は、報告書に関連するファイルを開くわけではない。したがって、INITIATE 文を実行する前に、OPEN 文を OUTPUT または EXTEND を指定して実行する必要がある。
- report-name-1 に対して INITIATE 文を実行した場合、report-name-1 に対して TERMINATE 文を実行しなければ、report-name-1 に対して次の INITIATE 文は実行できない。
- 単一の INITIATE 文に複数の report-name を指定すると、その実行結果は、個々の report-name に対して INITIATE 文で指定した順序で INITIATE 文を別々に実行した場合と同じである。