メインフレームからのファイルのインポート

メインフレーム・リストに表示される任意の項目を次のようにインポートすることができます。まず、項目上にマウス・ポインタを置いて 1 度クリックし、マウスの左ボタンを押したままマウス・ポインタをワークステーション・ウィンドウ内の適切な目的位置までドラッグし、マウス・ボタンを放します。ワークステーションへのドラッグ中にディレクトリ上にマウス・ポインタを置くと、そのディレクトリが自動的に開いたり閉じたりします。

次の項目をドラッグできます。

VSAM ファイルをワークステーションにドラッグすると、Drag and Drop は、メインフレームの ACB および RPL 情報を使用して適切なプロファイルを自動的にビルドし、Micro Focus DFCONV プログラムを呼び出して、ドラッグしたファイルを適切な Micro Focus フォーマットに変換します。

アンロード IMS データベースをワークステーションにドラッグすると、Drag and Drop は、Micro Focus IMS オプションがある場合はそれを自動的に呼び出し、ワークステーション・バージョンのデータベースをビルドします。メインフレーム入力ファイルは、Micro Focus IMS アンロード・ユーティリティまたはサードパーティのその他のアンロード・ユーティリティにより作成された可変長の順次ファイルです。この順次ファイルは、ワークステーションへのドラッグ前に、右クリックにより表示されるコンテキスト・メニューを使用してそのタイプをアンロード IMS データベースに設定する必要があります。詳細については、『Micro Focus IMS option』を参照してください。

アンロード DB2 テーブルをワークステーションにドラッグすると、Drag and Drop は、DB2 用の Micro Focus SQL オプションがある場合は自動的にそれを呼び出し、ワークステーション・バージョンのテーブルをビルドします。このテーブルは存在している必要があり、そのパスで SQL ウィザードを利用できなければなりません。メインフレーム入力ファイルは、標準 DSNTIAUL DB2 アンロード・ユーティリティにより作成された順次ファイルです。この順次ファイルは、ワークステーションへのドラッグ前に、右クリックにより表示されるコンテキスト・メニューを使用してそのタイプをアンロード DB2 テーブルに設定する必要があります。このファイルは、.TAB ファイルではなくサブディレクトリにドラッグする必要があります。詳細については、『Micro Focus SQL option for DB2』を参照してください。

個々のファイルまたはメンバをインポートし、構成オプション [scan imported members for copy statements] がオンになっている場合、インポートしたメンバで、COBOL、PL/I、および 370 アセンブラ言語のさまざまなコピー・タイプ文が確認されます。このスキャンによりコピー文の存在が検出されると、追加のダイアログ・ボックスが表示され、コンマで区切られた 1 つ以上の区分データ・セットまたはソース・コード制御システムからコピー文をインポートすることができます。

図 1. コピー文の検出
コピー文の検出