Eclipse の Visual COBOL のインストール

Windows

セットアップ・ファイルをマシンにダウンロードして、次の手順で製品をインストールします。

  1. ダウンロードしたEnterpriseDeveloperEclipse21.exe ファイルをコンピュータに保存します。
  2. ファイルを実行し、ウィザードに表示される指示に従って、インストールを完了します。

C:\Users\Public\Micro Focus\Visual COBOL 2010\eclipse ディレクトリに、Micro Focus プラグインが既にインストールされている、Eclipse の完全版がインストールされます。古いバージョンの Windows では、Eclipse は別のフォルダにインストールされている可能性があります。例えば、Windows XP では install_dir\eclipse です。

注:
  • インストール先のマシンに古い Sentinel RMS ライセンス・マネージャを使用する Micro Focus 製品が存在している場合は、Sentinel RMS ライセンス・マネージャを削除して Micro Focus ライセンス・マネージャをインストールするように促されることがあります。指示に従うと、既存の Sentinel RMS ライセンス・ファイルを残したまま、Micro Focus ライセンス・マネージャが追加されます。コンピュータに既存のライセンスのこと、および Sentinel RMS ライセンス・マネージャを削除することについて不安がある場合は、システム管理者に連絡してください。処理を続行する場合は、Windows の [プログラムの追加と削除] を使用して Sentinel RMS ライセンス・マネージャを削除し、インストール・ファイルを再実行してください。
  • リモート・デスクトップ・サービスで試用版ライセンスを使用することはできません。リモート・デスクトップ・サービスを使用して製品を使用する必要がある場合は、Micro Focus SupportLine に連絡して、適切なライセンスを取得してください。
  • Microsoft Download サイトで .NET Framework のアップデートが公開されている場合は、すべてインストールすることをお奨めします。
  • JDK をインストールする場合は、最新のアップデートをインストールするように促されることがあります。Visual COBOL を使用する場合は最新のアップデートを使用する必要はありませんが、インストールしてもかまいません。
UNIX

セットアップ・ファイルをマシンにダウンロードして、次の手順で製品をインストールします。

  1. 次の操作を実行して、セットアップ・ファイルに実行パーミッションを付与します。
    chmod +x setup_entdev_2.1_redhat_x86_64

    ファイル名はプラットフォームによって異なります。上記は Red Hat x64_86 のケースです。
  2. スーパーユーザ権限でインストーラを実行します。
    ./setup_entdev_2.1_redhat_x86_64

    インストーラをスーパーユーザで実行しない場合、インストール時にスーパーユーザ・パスワードを入力するように促されます。

    COBOL 環境のデフォルトのインストール先は /opt/microfocus/VisualCOBOL です。/opt/microfocus/VisualCOBOL/eclipse ディレクトリに、Micro Focus プラグインが既にインストールされている、Eclipse の完全版がインストールされます。

    別の場所にインストールするには、-installlocation="Location" パラメータを使用して代わりのディレクトリの場所を指定します。例えば、次のようにします。

    ./setup_viscobolr4_deveclipse -installlocation="full path of new location"

    -help オプションを入力すると、インストール・スクリプトに渡すことができる他のパラメータの詳細を確認できます。

    注:
    • この製品をインストールすると、マシンで実行している SafeNet Sentinel ライセンス・コンポーネントが影響を受ける可能性があります。インストール時に、ファイルをアップデートできるようにライセンスは停止します。マシンで実行中のプロセスが影響を受けないようにするには、SafeNet のインストールをスキップする –skipsafenet オプションを使用する必要があります。
      ./setup_viscobolr4_deveclipse -skipsafenet
    • SafeNet Sentinel インストールを予想外のアップデートから保護するには、次のように SKIP_SAFENET_INSTALL という空のファイルを /var/microfocuslicensing/ に作成します。
      touch /var/microfocuslicensing/SKIP_SAFENET_INSTALL

      ファイルが存在する間、SafeNet インストーラがインストールを変更したり、実行中のライセンス・デーモンを停止したりすることはありません。後でライセンスのアップデートが必要な場合、ファイルを削除して Sentinel RMS サーバを手動でインストールします。

  3. 環境を設定します。
    重要:下記のコマンドで設定されるのは、現在のシェルの環境だけなので、新しいシェルを起動するたびに、下記のコマンドを実行する必要があります。
    1. 製品を設定するには、次のコマンドを実行します。
      . /opt/microfocus/VisualCOBOL/bin/cobsetenv
    2. 製品がインストールされ、ライセンスが有効であることを確認するには、次のコマンドを実行します。
      cob -Version
      ヒント:シェル初期化ファイル (etc/profileetc/bashrc など) に上記のコマンドを追加すれば、すべてのシェルで cobsetenv を実行する必要はなくなります。
    3. Eclipse を起動するには、[Micro Focus Visual COBOL for Eclipse] のアイコン (デスクトップに自動的にインストールされる) をダブルクリックします。

製品のインストール後

Eclipse パースペクティブ設定では、インストール後のリセットが取得されません。新機能を取得するには、インストール後に COBOL パースペクティブをリセットする必要があります。

  1. [Window > Open Perspective > COBOL] をクリックして COBOL パースペクティブ内にいることを確認します。
  2. [Window > Reset Perspective] をクリックします。
  3. [OK] をクリックします。
  4. カスタマイズを再適用します。