プログラムを実行またはデバッグするには、実行可能な形式にする必要があります。コンパイルは、次のタイプのファイルを生成できます。
この動作は、リンクされた共有ライブラリおよびシステム実行可能ファイルとは異なります。これらのファイルはプロセスの起動時に、使用されるかどうかに関係なく、常にロードされます。また、それらのファイルにより使用されているコードとメモリは、プロセスの終了時にのみ解放されます。
呼び出し可能共有オブジェクトは、複数の COBOL プログラムから構成したり、C や C++ など、他の言語によるプログラムを混在させたりすることができます。また、サードパーティが提供するオブジェクト・ファイルや共有ライブラリをリンクすることもできます。この動作については、システム実行可能ファイルおよび共有ライブラリと同じです。
呼び出し可能共有オブジェクト・ファイルのファイル名には、拡張子 .dll が付けられます。
呼び出し可能共有オブジェクトを作成するには、COBOL プロジェクトまたは COBOL リモート・プロジェクトのどちらかが必要です。[プロジェクト > プロパティ > ビルド構成] を選択し、構成を作成または選択した後、[All Native Library Files] または [Single Native Library File] の [Target types] オプションを選択します。
IDE では、COBOL プロジェクトを作成する場合と同様の手順で COBOL JVM プロジェクトを作成でき、構成オプションの多くは両者に共通しています。[File > New > COBOL JVM Project] を選択します。
Java バイトコード・ファイルのファイル名には、拡張子 .class が付けられます。
実行可能ファイルのファイル名には、拡張子 .exe が付けられます。
実行可能コードを作成するには、COBOL プロジェクトまたは COBOL リモート・プロジェクトのどちらかが必要です。[プロジェクト > プロパティ > ビルド構成] を選択し、構成を作成または選択した後、[All Executable Files] または [Single Executable File] の [Target types] オプションを選択します。