通信プロセスのチェック

データ取得を行う際には、通信プロセス (MFCS) が引き続き実行されていることもチェックする必要があります。通信プロセスが実行されている場合は、その通信プロセスが現在何を行っているのかをチェックできます。それには、次の手順を実行します。

  1. エンタープライズ・サーバ・インスタンスが実行されているマシンのホスト名を書き留めます。
  2. Enterprise Server Administration Web インターフェースに移動します。ホーム・ページにあるサーバのリストで、チェックするエンタープライズ・サーバ・インスタンスを見つけます。[Communications Processes] 列には、そのサーバに対する 1 つまたは複数の通信プロセスがリストされます。列に表示された各ポート番号を書き留めます (ポート番号は、2 番目のコロンの後にあるアドレスの最終部分です)。
  3. Web ブラウザで次の URL に移動します。
    http://hostname:port/MF_KEEPALIVE
    

    ここで、hostname はステップ 1 のホスト名 (または IP アドレス)、port はステップ 2 の最初のポート番号です。

    MFCS が正しく機能している場合は、次のような応答が表示されます。

    Server=ESDEMO
    ServerType=GKC
    Version=1.2.5
    Status=Started
  4. "MF_KEEPALIVE" の代わりに "MF_STATISTICS" を使用してステップ 3 を繰り返します。今度は、MFCS が現在行っていること、MFCS が処理した対話の数、およびその他の情報を示す応答が表示されます。

複数の通信プロセスを実行している場合は、この方法を使用して各通信プロセスを順番にチェックすることができます。ステップ 2 で記録したポート番号は、それぞれ 1 つの通信プロセスに対応します。所定のサーバに対する通信プロセスのいくつかは無効になっている可能性があるので注意してください。それらの通信プロセスをチェックする必要はありません。