この情報メッセージは、MFA Direct コンポーネントとのユーザ・セッションが確立された時刻と日付を示します。時刻は 24 時間表記、日付はその年の何日目かで示されます。ID は、同じユーザによる複数回のログオンを区別するための相対セッション番号を表します。
ユーザがシステムからログオフしました。このメッセージは、MFALOG および SYSLOG の両方に追加されます。
ユーザ・ログオンでセキュリティ認証の引き渡しに失敗しました。理由コードを次の表に示します。MFA は、ログオン失敗メッセージを AUDIT ログにも挿入します。同様に、IBM システム診断 (RACF) が SYSLOG に追加される場合もあります。
ユーザのアクセス試行の結果は、MFALOG にログ記録されます。これは、MFA Direct が処理する個々のファイル・アクセスの監査証跡になります。この情報は、パラメータ MFA_SAF_HISTORY=YES が構成されているシステムについてのみ累積されます。
MFA Direct が無効な要求にスケジュールされました。要求は処理されません。これは、MFA による内部プロトコル・エラーを表します。問題が解決されない場合は、Micro Focus サポート部門にお問い合わせください。
予期しない環境エラーのため、MFA Direct が新規スレッドを初期化できません。新規スレッドは拒否されます。Micro Focus サポート部門に問題を報告してください。
MFA スレッドが前の要求を処理している間に、予測外に再ディスパッチされました。新規要求は拒否されます。Micro Focus サポート部門に問題を報告してください。
JES Sysout API を使用して JES スプールに保持されているファイルを取得する要求が失敗しました。戻りコードおよび理由コードは、IBM マニュアル『Using the Subsystem Inferface』(SC28-1879) に記載されています。その一部を次に示します。
ジョブを JES 内部読み取りプログラムにサブミットする要求が失敗しました。アクションは異常終了します。失敗の性質を示す関連 IBM システム診断が SYSLOG に追加される場合もあります。
JES サブシステム・インターフェースを使用する要求が失敗しました。MFA から発行される関数は FUNC=79 (SYSOUT API) または FUNC=80 (拡張ステータス API) のみです。戻りコードおよび理由コードは、IBM マニュアル『Using the Subsystem Inferface』(SC28-1879) に記載されています。その一部を次に示します。
JES 拡張ステータス API を使用して JES プールに保持されている次の出力の詳細を取得する要求が失敗しました。戻りコードおよび理由コードは、IBM マニュアル『Using the Subsystem Inferface』(SC28-1879) に記載されています。その一部を次に示します。
DF/SMS z/OS ミドルウェアの一部として IBM から提供されるカタログ検索インターフェース内でエラーが発生しました。ID は 内部 IBM ソフトウェア・モジュール ID、filter はクライアント入力から派生したカタログ検索引数です。戻りコードは、IBM マニュアル『DF/SMS Managing Catalogs』(SC26-7401) に記載されています。その一部を次に示します。その他の多くの戻りコードと理由コードは、IBM システム・メッセージ IDC3009I の一部として記載されています。これらのコードは、IBM Web サービス LOOKAT を使用して参照することもできます。
指定されたボリューム ID 上の指定された dsname のカタログ・レコードを取得しようとしてエラーが発生しました。dsname がそのボリュームのカタログから削除されている可能性があり、MFA はファイル属性を特定できません。ボリュームが単にマウントされていないか、動作しなくなった可能性もあります。このファイルは無視され、処理は続行されます。戻りコードは、IBM マニュアル『DFSMSdfp Advanced Services』(SC26-7400) に記載されています。
CSI インターフェースを使用して指定されたデータ・セットの VSAM 属性を特定しようとしてエラーが発生しました。このファイルは無視され、処理は続行されます。戻りコードは、メッセージ MFA1034I の説明に記載されています。
CSI インターフェースを使用して指定された世代別データ・グループのファイル属性を特定しようとしてエラーが発生しました。このファイルは無視され、処理は続行されます。戻りコードは、メッセージ MFA1034I の説明に記載されています。
aaaa={OPN または LOC または MOD または REC または CLS} として指定された FAIR API 要求の処理中に内部 CA/Librarian エラーが発生しました。戻りコードは、CA ライセンス済みマニュアル『CA/Librarian File Access Interface Routines Guide』に記載されています。その一部を次に示します。
REQ | RC | 説明 |
---|---|---|
OPN | 1 | ファイル名が無効か、認証されていません。 |
2 | DDname が欠けています。 | |
8 | 無効なパラメータ | |
9 | 処理に十分な記憶域がありません。 | |
1 | 要求されたモジュールが見つかりませんでした。 | |
2 | 呼び出し側が要求を許可されていません。 | |
6 | ディスク・アクセスに失敗しました。 | |
7 | アクセス時のフォーマット・エラー | |
8 | 無効なパラメータ | |
9 | 処理に十分な記憶域がありません。 | |
MOD | 1 | モジュールが見つかりませんでした。 |
2 | 呼び出し側が要求を許可されていません。 | |
3 | モジュールがアーカイブされていません。 | |
6 | ディスク・アクセスに失敗しました。 | |
7 | アクセス時のフォーマット・エラー | |
8 | 無効なパラメータ | |
9 | 仮想記憶域が不足しています。 | |
REC | 1 | モジュールの終了 |
6 | ディスク・アクセス・エラー | |
7 | アクセス時のフォーマット・エラー | |
8 | 無効なパラメータ | |
9 | 仮想記憶域が不足しています。 | |
CLS | 81 | クローズに失敗しました。 |
システムは、試行された Librarian 更新操作において、バッチ更新ユーティリティ AFOLIBR で使用される一時作業ファイルを開くことができませんでした。関連する IBM 内部システム問題が発生した場合は、SYSLOG に追加情報がある可能性があります。また、問題を特定するための追加データを提供するために、小規模な MFA スナップ・ダンプが発行されます。バッチ更新は行われません。この問題を解決できない場合は、Micro Focus 製品サポート部門とのインシデントを開始し、問題の説明にスナップ・ダンプおよび MFALOG を含めてください。
システムは、バッチ更新ユーティリティ AFOLIBR で使用される一時作業ファイルに書き込めませんでした。関連する IBM データ・アクセス・エラーが発生した場合は、SYSLOG に追加情報がある可能性があります。また、問題を特定するための追加データを提供するために、小規模な MFA スナップ・ダンプが発行されます。バッチ更新は行われません。この問題の原因として、作業ファイルの論理レコード・サイズを超えるレコードを (ワークステーションから) 書き込もうとしたことが考えられます。
aaa={OPEN または CLS または READ または SRCH} として指定された PAM API 要求の処理中に内部 Panvalet エラーが発生しました。戻りコードおよび PanValet メッセージ番号は、CA ライセンス済みマニュアル『CA/Panvalet Messages Guide CA/Panvalet System Management Guide』に記載されています。その一部を次に示します。
メッセージ | 説明 |
---|---|
PV001 | 無効なコマンド |
PV002 | メンバ名が無効です。 |
PV003 | 無効なシーケンス番号 |
PV004 | 過剰なパラメータ |
PV005 | 必要なパラメータが欠けています。 |
PV006 | 数値パラメータが大きすぎます。 |
PV007 | パラメータが 10 文字を超えています。 |
PV008 | サポートされていな言語フォーマット |
PV009 | 無効なパラメータ |
PV012 | 文が見つかりませんでした。 |
PV023 | 名前が見つかりませんでした。 |
PV032 | シーケンス・エラー |
PV033 | ライブラリ・エラー |
PV036 | アクセス・エラー:メンバがロックされています。 |
PV043 | ライブラリの記憶域を超えています。 |
PV046 | Panvalet ライブラリが空です。 |
PV047 | 仮想記憶域が不足しています。 |
PV051 | 無効なライブラリ・ファイル |
PV066 | エラーにより関数が終了しました。 |
PV070 | 文が切り捨てられました。 |
PV095 | ライブラリに無効な DCB |
PV118 | この言語タイプでは、LRECL は 80 である必要があります。 |
PV124 | 無効なファイル |
このサイトは、PanValet API へのアクセスがライセンスされていません。以降の PanValet へのアクセス試行は、エラーが繰り返されるのを防ぐために MFA により保留されます。ライセンス・キーを再確立するには、PanValet サポート部門にお問い合わせください。MFA を再起動すると、PanValet へのアクセス試行が再開されます。
PAN#1 ユーティリティを使用したバッチ更新要求の処理中に内部 Panvalet エラーが発生しました。戻りコードは、CA ライセンス済みマニュアル『CA/Panvalet Messages Guide CA/Panvalet User Guide』に記載されています。
PAN#1 バッチ更新ユーティリティの前提条件として必要な一時ファイルの書き込み中に QSAM エラーが発生しました。通常、実際の理由を示す IBM システム・エラーが SYSLOG に記録されます。原因として、ホスト・ファイルの論理レコード・サイズを超える論理レコードをワークステーションから書き込もうとしたことが考えられます。
aaaa={ERET または LELM または EADD} として指定された API 要求の処理中に Endevor 内部処理エラーが発生しました。MFA_ENDEVOR_LOGGING がアクティブな場合、実際の Endevor エラー・メッセージのコピーが MFALOGE リストに挿入されます。戻りコード、理由コード、および Endevor メッセージ番号は、ライセンス済み CA/Endevor マニュアル『Endevor for z/OS Messages and Codes Endevor for z.OS API Guide』に記載されています。
Endevor API 要求の前提条件として必要な一時ファイルの書き込み中に QSAM エラーが発生しました。通常、実際の理由を示す IBM システム・エラーが SYSLOG に記録されます。原因として、一時ファイルの論理レコード・サイズを超える論理レコードをワークステーションから書き込もうとしたことが考えられます。
Endevor 要求中に無効な環境文字列が検出されました。トランザクションは異常終了します。クライアント・ソフトウェアを使用して、Endevor プロンプトおよびプロパティを正しく指定し直してください。
Endevor トランザクションの処理中に Mainframe Access の ESTAE 回復ルーチンが異常終了を検出しました。トランザクションは異常終了します。診断の異常終了コードと理由コードを示す上記のメッセージが MFALOG に記録されます。