AUTH 要求のエラー・コード

ユーザは、RACF で保護されているリソースを使用することを RACF によって認証されています。

ユーザは、RACF で保護されているリソースを使用することを RACF によって認証されています。以下のどちらかを示しています。

• STATUS=ERASE が指定され、データ・セットはスクラッチ時に消去されます。
• 警告モードのリソースに関して、RACROUTE REQUEST=AUTH の発行者が RACROUTE REQUEST=AUTH パラメータ・リストのリクエスト固有部分でオフセット 12 (10 進数) にビット X'10' を設定することによって、リソースの警告状態が要求されました。

ユーザは、RACF で保護されているリソースを使用することを RACF によって認証されています。CLASS=TAPEVOL の場合、TAPEVOL プロファイルに TVTOC が含まれることを示しています。

ユーザは、RACF で保護されているリソースを使用することを RACF によって認証されています。CLASS=TAPEVOL の場合、TAPEVOL プロファイルに TVTOC が含まれる可能性があることを示しますが、現在は含まれていません (スクラッチ・プール・ボリュームの場合)。

ユーザは、RACF で保護されているリソースを使用することを RACF によって認証されています。CLASS=TAPEVOL の場合、TAPEVOL プロファイルに TVTOC が含まれないことを示しています。

STATUS=ACCESS を指定して要求された機能は正常に完了しました。指定されたリソースに対するユーザの最上位のアクセス権は、以下の理由コードのいずれかで示されています。

• 00

  ユーザはアクセス権を持っていません。

• 04

  ユーザは READ 権限を持っています。

• 08

  ユーザは UPDATE 権限を持っています。

• 0C

  ユーザは CONTROL 権限を持っています。

• 10

  ユーザは ALTER 権限を持っています。

RACF による判断は不可能でした。セキュリティに関して何も決定できませんでした。RACF がインストールされていないか、指定されたリクエスター、サブシステム、またはクラスが RACF ルータ・テーブルに存在しないか、または指定されたクラスが RACF クラス・デスクリプタ・テーブルに存在しません。

指定されたリソースは RACF によって保護されていません。

以下のいずれかが発生しています。

• リソースを保護している RACF プロファイルが存在しません。
• RACF がアクティブではありません。
• 指定されたクラスがアクティブではありません。
• 指定されたクラスは SETROPTS RACLIST オプションがアクティブである必要がありますが、アクティブではありません。
• CLASS TEMPDSN がアクティブで、データセットが一時データセットでした。

RACF による判断は不可能でした。指定されたリソースは RACF によって保護されていません。

STATUS=ERASE が指定され、データ・セットはスクラッチ時に消去されることを示しています。

正常完了を示しています。考えられる原因は、PROTECTALL がアクティブであり、プロファイルが見つからず、権限をチェックしたユーザ ID が SPECIAL 属性を持っていないことです。

STATUS=ERASE が指定され、データ・セットはスクラッチ時に消去されることを示しています。

DSTYPE=T または CLASS=TAPEVOL が指定され、ユーザが指定されたボリュームを使用することを認証されていないことを示しています。

ユーザがデータ・セットを使用することを認証されていないことを示しています。

DSTYPE=T または CLASS=TAPEVOL が指定され、ユーザが TAPELBL=(,BLP) を指定することを認証されていないことを示しています。

ユーザがカタログ化されていないデータ・セットを開くことを認証されていないことを示しています。

ユーザが平静状態 (MLQUIET) のシステムで RACROUTE REQUEST=AUTH を発行することを認証されていないことを示しています。

データ・セット・プロファイルに対する EXECUTE 権限を持つユーザが ATTR=READ を指定して、RACF がアクセスを試行しましたが、失敗しました。

ユーザのセキュリティ・ラベルはリソースのセキュリティ・ラベルより優位ではありません。SECLABEL 認証チェックで失敗しました。

ユーザのセキュリティ・ラベルは決してリソースのセキュリティ・ラベルより優位になることができません。

このリソースには、セキュリティ・ラベルが必要ですが、存在しません。

指定された OLDVOL は、VOLSER によって定義されているマルチボリューム・データ・セットの一部ではありません。また、ENTITY によって定義されている同じテープ・ボリュームの一部でもありません。

RACROUTE REQUEST=VERIFY がサードパーティによって発行されましたが、RACROUTE REQUEST=AUTH が失敗しました。理由コードの値 00XX は、RACROUTE REQUEST=VERIFY からの RACF 戻りコードです。

RELEASE キーワードの CHECK サブパラメータが RACROUTE REQUEST=AUTH マクロの実行形式で指定されていたことを示しています。ただし、マクロのリスト形式には同じ RELEASE パラメータが存在しません。マクロ処理は中止されます。