エンタープライズ・サーバのセキュリティ機能を使用して、ユーザ認証を実装し、システムで使用するアプリケーションとリソースへのアクセスを制御します。
セキュリティ・マネージャ (外部セキュリティ・マネージャ (ESM) と呼ばれる場合もある) を使用して、エンタープライズ・サーバの管理機能、MSS アプリケーションおよびアプリケーション・リソースへのアクセスを制御します。これらのセキュリティ・マネージャを使用すると、オペレーティング・システム構成に対するユーザの検証やエンタープライズ・サーバのセキュリティへの LDAP リポジトリの組み込みなどの手段を実装できます。
インストールの保護には、次のシステム・コンポーネントに対するアクセスの保護が必要になります。
ディレクトリ・サーバは、システム・コンポーネントのレコードとその構成を管理します。Enterprise Server Administration ユーザ・インターフェース (ESMAC) を使用して、これらの構成の作成や変更を行います。ディレクトリ・サーバの保護により、誰がシステムを構成できるかを制御します。
エンタープライズ・サーバは、システムが動作中に使用するアプリケーションのプログラム・ファイル、データ・ファイルなどの項目を使用します。
これらの通信を保護するようにコンポーネント間の SSL リンクを構成できます。これについては、ヘルプの別の箇所で取り扱います。