COMPARE コマンド・ファイル

構文：

USE DB2;
SELECT arguments;
USE SRV;
SELECT arguments;
COMPARE [integer ROWS] [SKIP COL integer1 [integer2 ...]]
[USE DB2;
SELECT arguments;
USE SRV;
SELECT arguments;
COMPARE [integer ROWS] [SKIP COL integer1 [integer2 ...]]
[...]]

パラメータ：

USE DB2

MFTestConversion コマンド・ラインで指定されている DB2 接続に対して、後続の SQL SELECT コマンドを実行します。

USE SRV

MFTestConversion コマンド・ラインで指定されている SQL Server 接続に対して、後続の SQL SELECT コマンドを実行します。

SELECT arguments

比較する値のセットを返す、有効な SQL SELECT 文。各 SELECT 文は、直前の USE 文で指定されているデータベースに適用されます。COMPARE 文をコーディングする前に、先行の USE DB2 文および USE SQL 文に対応する SELECT 文を、それぞれ 1 つ以上コーディングする必要があります。確実に処理を成功させるためには、COMPARE 文に先行する両方の SELECT 文に対して返される値には、同じカラムのリストが同じ順序で含まれている必要があります。テーブル名およびカラム名の修飾子は、それぞれのデータベースでテーブルがどのように定義されているかに応じて、異なる場合があります。

COMPARE

引数なしで、先行する各 SELECT 文の結果セット内のすべての行およびすべての列を比較します。

integer ROWS

最初の integer 行のみを比較します。ここで、integer はゼロ (0) 以上の任意の数字を表します。

SKIP COL integer [integer ...]

integer で指定されている各カラム番号の比較情報を返しません。ここで、integer はゼロ (0) 以上かつ SELECT リスト内のカラム数または 749 のいずれか未満の任意の値の番号です。指定する各整数は、スペースで区切ります。

コメント：

COMPARE コマンド・ファイルは任意のテキスト・エディタを使用してコーディングし、[Local HCOSS Directory] または [Shared HCOSS Directory] HCOSS オプションのいずれかで指定されたディレクトリに、任意の名前で保存してください。

複数の比較を、1 つの COMPARE コマンド・ファイルでコーディングできます。

USE コマンドおよび COMPARE コマンド、およびそれぞれの引数は、大文字と小文字を区別しません。

SQL SELECT 文は、データベースでの大文字小文字の区別状態により、大文字と小文字が区別される場合があります。

ROWS オプションと SKIP COL オプションを組み合わせることができます。

例：

USE DB2;
SELECT * FROM EMPINFO2;
USE SRV;
SELECT * FROM EMPINFO2;
COMPARE;

USE DB2;
SELECT * FROM EMPINFO2;
USE SRV;
SELECT * FROM EMPINFO2;
COMPARE 10 ROWS;

USE DB2;
SELECT * FROM EMPINFO2;
USE SRV;
SELECT * FROM EMPINFO2;
COMPARE SKIP COLS 3 5 15;

USE DB2;
SELECT * FROM EMPINFO2;
USE SRV;
SELECT * FROM EMPINFO2;
COMPARE 10 ROWS SKIP COLS 3 5 15;

USE DB2;
SELECT * FROM EMPINFO2;
USE SRV;
SELECT * FROM EMPINFO2;
COMPARE 10 ROWS SKIP COLS 3 5 15;
USE DB2;
SELECT * FROM EMPINFO3;
USE SRV;
SELECT * FROM EMPINFO3;
COMPARE;