[label] LOAD EP=program-name|EPLOC=program-address|DE=list-entry-addr
[,DCB=dcb-addr]
[,ERRET=err-rtn-addr]
[,LSEARCH=NO|YES]
[,LOADPT=addr]
[,RELATED=value]
指定したプログラムをメモリにロードします。
アセンブラの LOAD:
LOAD マクロは、その RMODE 設定に応じて、境界の上位または下位のメモリにプログラムをロードします。 LOAD が完了すると、レジスタ 15 のバイナリ値はゼロになり、レジスタ 0 にはプログラムのロード場所のアドレスがあり、レジスタ 1 にはプログラムの長さがあります。レジスタ 0 の上位ビットは、次のように、ロードされたプログラムの AMODE 設定を示すように設定されます。
0=AMODE(24)
1=AMODE(31)
COBOL の LOAD:
LOAD マクロは、境界の下位のメモリにスタブ・アセンブラ・プログラムをロードします。 スタブ・アセンブラ・プログラムを実行すると、そのプログラムは AMODE 設定に応じて境界の上位または下位のメモリに COBOL プログラムをロードします。COBOL プログラムの DATA 指令がその AMODE 指令と一致しない場合、COBOL プログラムの作業記憶域セクションは個別にロードされます。 AMODE(31) アセンブラ・プログラムが AMODE(24) COBOL プログラムをロードする場合、31 ビット・アセンブラ・パラメータ・アドレスを 24 ビット COBOL プログラムに正常に渡すことができないため、スタブ・コードの実行時に 0C5 異常終了が発生します。
DOS/VSE 互換性:
VSECOMP コンパイラ指令を指定する場合、アセンブラ・オプションは、このマクロの DOS/VSE バージョンをエミュレートします。 この場合、最初の位置パラメータは、ロードするプログラムの名前になります (EP キーワードは不要)。 ロードが完了すると、レジスタ 1 にはプログラムのロード場所のアドレスがあり、上位ビットは、ロードされたプログラムの AMODE 設定を示すように設定されます。