データ・セット

ホストで実行されるステップで指定されたデータ・セットは、ローカルにあっても、ホストにあってもかまいません。RJSE 機能では、デフォルトで、データ・セットのアップロードやダウンロードが必要に応じて自動的に実行されます。ただし、1 つ以上のデータ・セットでデフォルトをオーバーライドする場合は、次の JCL 拡張変数を使用してください。

• %UPLOAD=[ YES | NO | AUTO ]

  • YES： DD で参照されるデータ・セットがアップロードされます。
  • NO： DD で参照されるデータ・セットはアップロードされません。
  • AUTO： DD で参照されるデータ・セットをアップロードするかどうかは RJSE によって決定されます (デフォルト)

• %DOWNLOAD=[ YES | NO | AUTO ]

  • YES： DD で参照されるデータ・セットがダウンロードされます。
  • NO： DD で参照されるデータ・セットはダウンロードされません。
  • AUTO： DD で参照されるデータ・セットをダウンロードするかどうかは RJSE によって決定されます (デフォルト)

• %PDSMEM=[ ALL | ONLY ]

  この指定は、%UPLOAD または %DOWNLOAD と組み合わせて使用します。 この設定は、データ・セットが PDS でない場合は無視されます。
  • ALL： DD で参照されるデータ・セットの PDS 全体がアップロードおよびダウンロードされます。
  • ONLY： DD で参照されるデータ・セットの指定されたメンバだけがアップロードおよびダウンロードされます (デフォルト)。