データベースの診断

SQL Server、DB2、Oracle、、および ODBC スイッチ・モジュールは、操作中に返されるエラーのデバッグを支援するための統合トレース機能を使用するようにコード化されています。出発点としての役割を果たす構成ファイル ctf.cfg は、デフォルトでは %ProgramFiles%\Micro Focus\Enterprise Developer\src\enterpriseserver\xa ディレクトリに用意されています。この機能を有効にするには、次の手順に従います。

  1. 任意のテキスト・エディタを使用して ctf.cfg ファイルを編集し、6 行目のロケーション・パラメータをトレース・ファイルの保存先ディレクトリに変更します。
  2. Windows オペレーティング・システムで MFTRACE_CONFIG という名前の新しい環境変数を作成し、その値を ctf.cfg が配置されているフル・パスに設定します。詳細については、Windows のマニュアルを参照してください。
  3. システムを再起動して MFTRACE_CONFIG を登録します。
  4. エンタープライズ・サーバを起動します。

統合トレース機能を有効にすると、SQLCODE、SQLSTATE、および関連する SQL エラー・メッセージは cassi.textfile.processid.log という名前のトレース・ファイル (ユーザが指定したディレクトリに配置されている) に書き込まれます。Processid は、ログ・ファイルの作成時に実行されていたエンタープライズ・サーバ SEP の Windows プロセス ID です。