TEXTFILEエミッタのプロパティ

TEXTFILEエミッタの動作を制御するために設定できるプロパティを次の表に示します。

プロパティ 説明 デフォルト
DELIMCHAR トレース・イベントに関するトレース・データ部分を区切るために、出力ファイルで使用する文字。 スペース(空白)
FILE 書き込むトレース・ファイルの名前。トレース・ファイル名の構築には、次の疑似変数が使用できます。
$(APPNAME) 現在のプロセスを開始するために呼び出された実行可能プログラムの基本名。たとえば、"cobrun"。
$(EMITTER) このエミッタの場合は常に"TEXTFILE"。
$(GEN) ファイルの世代。1から始まります。
$(PID) 現在のプロセスに関するオペレーティング・システム識別子。
$(APPNAME).$(EMITTER).$(PID).log、またはMAXGENERATIONプロパティが指定されている場合は$(APPNAME).$(EMITTER).$(PID).log_$(GEN)。以下に例を示します。
  • プロセスID 3456として実行中のrun.exeに関するトレース・イベントを出力するためにTEXTFILEエミッタが使用されており、MAXGENERATIONプロパティが指定されていない場合、run.textfile.3456.logという名前のトレース・ファイルが作成されます。
  • プロセスID 1975として実行中のmyapp.exeに関するトレース・イベントを出力するためにTEXTFILEエミッタが使用されており、MAXGENERATIONプロパティに3が指定されている場合、myapp.textfile.1975.log_1、myapp.textfile.1975.log_2、およびmyapp.textfile.1975.log_3という名前のトレース・ファイルが作成されます。
FLUSHEVERY ファイルをフラッシュするまでに出力されるトレース・レコードの数。0は、ファイルを明示的にフラッシュしないことを示します。 1
FORMAT ファイルに書き込む各トレース・データ・レコードに使用するフォーマット。フォーマットの指定には、次の擬似変数を使用することができます。
$(COMPONENT) トレース・イベントを出力するコンポーネントの名前。
$(DATA) コンポーネントによって指定される、トレース・イベントに関して出力されるトレース・データ。個々のトレース部分は、DELIMCHARプロパティによって指定された文字により分離されます。
$(DATE) 現在日付。yyyy/mm/ddの形で出力されます。
$(EVENT) トレース・イベントを出力するコンポーネントによって指定されるイベント識別子。
$(LEVEL) トレース・レベル。
0 デバッグ
1 情報
2 警告
3 エラー
4 致命的
$(THREAD) 現在のオペレーティング・システムのスレッド識別子。
$(TIME) 現在時刻。hh:mm:ss.nnnの形で出力されます。
$(TIME) $(COMPONENT) $(EVENT) $(LEVEL)$(DATA)
HEXBLOCKSIZE バイナリ・トレース・データを出力するときに各ブロックに出力される16進バイトの数。個々の16進文字ブロックは、'-'文字によって分離されます。たとえば、HEXBLOCKSIZEが4に設定されており、3132333435363738393A3B3C3D3E3Fという値のバイナリ・トレース・データが出力に指定されている場合、次のようにフォーマットされます。
31323334-35363738-393A3B3C-3D3E3F
8
LOCATION トレース・ファイルを書き込むフォルダ。
フォルダは、MFTRACE_LOGS環境変数で指定されます。MFTRACE_LOGSが指定されていない場合は、現在のフォルダが使用されます。

LOCATIONプロパティで指定されたフォルダが存在しない場合、統合化トレース機狽ヘ当該フォルダを作成しようと試みます。この試みに失敗した場合、統合化トレース機能は(MFTRACE_LOGS環境変数で指定された)デフォルト・ロケーションを使おうと試みます。その試みにも失敗した場合は、現在のフォルダが使用されます。

MAXFILESIZE トレース・ファイルを閉じ、生成シーケンスの次のトレース・ファイルを開くまでにファイルに書き込まれるデータの最大量(Kb単位)。生成シーケンスの1番目のトレース・ファイルでは、$(GEN)擬似変数(上のFILEの説明を参照)が1に設定され、シーケンスの2番目では2に設定され、以下同様にMAXGENERATIONを超えるまで値が増えていきます。ファイルの数がMAXGENERATIONに達すると、生成数は1に戻り、生成の1番目のトレース・ファイルが上書きされます。これは、MAXGENERATION > 1の場合にのみ使用されます。 0x00002800。これは最大ファイル・サイズが10 Mbであることを表します。
MAXGENERATION トレースがイネーブルになっている間に書き込まれるトレース・ファイルの最大数。このプロパティは、MAXFILESIZEプロパティと共に使用します。 1。これはトレース・ファイルが1つだけ作成されることを表します。
QUOTESTRING ストリング・トレース・データを二重引用符文字で囲んで出力するかどうかを指示します。 TRUE(真)

関連項目