INITIALIZE(初期化)文は、選択されたデータ項目を指定された値に設定する。
各国語型、オブジェクト、またはポインタ
REPLACING指定を使用しない場合は、INITIALIZE文の一般規則に従って、送出し側作用対象が決定される。
一意名-1によって参照されるデータ項目の位置が可変であってはならない。つまり、同じレコード記述内にあってOCCURS句のDEPENDING指定があるデータ項目の後ろに、一意名-1を置くことはできない。ただし、OCCURS句のある項目の下位に一意名-1が属する場合は別である。
一意名-1によって参照されるデータ項目は、位置が可変であってもよい。
VALUE指定でALLが示されている場合、項類名のリスト中のすべての項類が指定されていると見なされる。
受取り側作用対象の項類がデータポインタ、オブジェクト参照、またはプログラムポインタである場合の明示文は、以下の通り。
SET 受取り側作用対象 TO送出し側作用対象
そうでない場合の明示文は、以下の通り。
MOVE 送出し側作用対象 TO 受取り側作用対象
受取り側作用対象 | 表意定数 |
英字 | 表意定数英数字 SPACES |
英数字 | 表意定数英数字 SPACES |
英数字編集 | 表意定数英数字 SPACES |
データポインタ | 定義済みの番地 NULL |
各国語型 | 表意定数各国語型 SPACES |
各国語型編集 | 表意定数各国語型 SPACES |
数字 | 表意定数 ZEROES |
数字編集 | 表意定数 ZEROES |
オブジェクト参照 | 定義済みのオブジェクト参照 NULL |
プログラムポインタ | 定義済みの番地 NULL |