クラス名段落は、該当の見出し部でクラス定義を行おうとしていることを示し、クラスを識別する名前を指定するとともに、クラスにクラス属性を割り当てる。
またはこのソース要素のクラス管理段落
の中で指定されたクラスの名前とする。.
注: クラスA が、2 個のクラス、B と C からメソッドMを継承し、M 用のメソッドインターフェイスがクラスBとCでは異なっている(たとえば、BのMはクラスXのオブジェクトを返し、CのMは関係のないクラスYのオブジェクトを返す)とする。この場合は、クラスAで、Mによる有効なメソッドの優先が定義され、メソッドインターフェイスの適合性の問題が解決されていない限り、継承は無効である。これはつねに可能であるわけではない(つまり、継承は無効となる)が、継承を有効にできる場合もある。たとえば、XとYを継承するクラスとしてZを定義すると、Mによるメソッドの優先をクラスAで指定し、クラスZのオブジェクトが返されるようにすることができる。
注: 同じクラスが直接継承されるのは、1度だけであるが、間接的には複数回継承され得る。たとえば、クラスDがクラスBおよびCから継承し、クラスBおよびCのどちらもクラスAから継承するとする。この場合、クラスDは、クラスBの上位クラスおよびクラスCの上位クラスとして、クラスAから間接的に2度継承する。