大半のアプリケーションでは、Manage Connections ツールを使用する代わりに、Micro Focus ADO.NET Connection Editor と Microsoft ODBC Data Source Administrator ツールを組み合わせて使用することで適切な接続を確立できます。これは、Manage Connections ツールを使用する場合にはデフォルトに設定される接続設定などを微調整する場合に便利です。
ADO.NET Connection Editor と Microsoft ODBC Data Source Administrator を使用して接続を作成、カタログする場合は、開発環境が接続に影響する場合があるので注意してください。
64-ビット環境向けに、Microsoft から 32-ビットおよび 64-ビット・バージョンの ODBC Administrator ツールが提供されています。場合により、32-ビットおよび 64-ビット・バージョンの接続を作成する必要があります。次に、HCOSS ツールで接続を使用するために必要なシナリオおよび必須接続を示します。
シナリオ | 必須の接続 |
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HCOSS アプリケーション移行ツールを 32-ビット環境で使用し、32-ビット .NET Framework 2.0、3.0、または 3.5 環境 (x86) を対象にする。 | 32-ビット .NET Framework 2.0、3.0、3.5 ADO.NET SQL Server、32-ビット .NET Framework 4.0 ADO.NET SQL Server、および 32-ビット ODBC SQL Server |
HCOSS アプリケーション移行ツールを 64-ビット環境で使用し、32-ビット .NET Framework 2.0、3.0、または 3.5 環境 (x86) を対象にする。 | 32-ビット .NET Framework 2.0、3.0、3.5 ADO.NET SQL Server、32-ビットおよび 64-ビット .NET Framework 4.0 ADO.NET SQL Server、および 32-ビット ODBC SQL Server |
HCOSS アプリケーション移行ツールを 64-ビット環境で使用し、64-ビット .NET Framework 2.0、3.0、または 3.5 環境 (x64) を対象にする。 | 64-ビット .NET Framework 2.0、3.0、3.5 ADO.NET SQL Server、32-ビットおよび 64-ビット .NET Framework 4.0 ADO.NET SQL Server、および 32-ビットおよび 64-ビット ODBC SQL Server |
HCOSS アプリケーション移行ツールを 32-ビット環境で使用し、32-ビット .NET Framework 4.0 環境 (x86) を対象にする。 | 32-ビット .NET Framework 4.0 ADO.NET SQL Server および 32-ビット ODBC SQL Server |
HCOSS アプリケーション移行ツールを 64-ビット環境で使用し、64-ビット .NET Framework 4.0 環境 (x64) を対象にする。 | 32-ビットおよび 64-ビット .NET Framework 4.0 ADO.NET SQL Server および 32-ビットおよび 64-ビット ODBC SQL Server |
32-ビットおよび 64-ビットの接続を指定するには、ADO.NET Connection Editor の [Connection] タブ、および対応する Microsoft ODBC Data Source Administrator ツールにあるラジオ・ボタンを使用します。
IDE の OpenESQL Assistant からも ADO.NET Connection Editor を起動できます。