これまでに IMSIVP エンタープライズ・サーバを作成し、IMS と JCL を使用するようにサーバを有効にしましたが、サーバが CICS の SIT を使用するように指定する必要があります。Mfdemo に CICS が含まれない場合でも、次の 2 つの理由で SIT を指定する必要があります。
- IMSIVP エンタープライズ・サーバが起動すると必ず自動的に起動するメッセージ処理リージョンが必要です。この操作を行うには、リソース・グループを作成し、SIT のスタートアップ・リストでそのリソース・グループを指定する必要があります。詳細は、『自動メッセージ処理リージョンの定義』を参照してください。
- 『リソース定義ファイルの更新』でリソース定義ファイルに追加した /IMS トランザクションを使用する必要があります。
IMSIVP エンタープライズ・サーバが指定の SIT IMSSIT を使用するように指定するには、次の操作を行います。
- [Server]、[Properties]、[MSS]、[CICS] の各タブをクリックします。
- [System Initialization Table] で IMSSIT を指定します。Mfdemo が CICS を使用しないように他のフィールドは空白のままにします。
- [Apply] をクリックして変更を保存します。