一部の COBOL 構文は、アンマネージ COBOL のみに使用でき、.NET マネージ COBOL には使用できません。 このような構文を使用する COBOL プログラムでは、替わりに .NET テクノロジを使用するようにしてから、プログラムをマネージ COBOL としてコンパイルする必要があります。
次の構文は、アンマネージ COBOL のみに使用を制限されています。
- 形式5 のACCEPT文
- ADIS (拡張Accept/Display).
- ALTER 文。ALTER 文はサポートされていますが、区分化プログラム内で変更された段落は、区分が再度読み込まれても変更されたままになります。
- CALL-CONVENTION
- CHAIN 文。 CHAIN 文は CALL 文にマップされます。
- 数字フィールドの DISPLAY。 符号付数字フィールドでは整数のみが表示されます。+ 記号は表示されません。
- 形式 3 のDISPLAY文
- 入れ子プログラムの GLOBAL 宣言
- メインフレームポインタ
- メインフレームのPERFORM文 (perform-type(osvs/vsc2))
- プログラム名。一般に、CALL 文と INVOKE 文で使用する .dll 名、プログラム名、およびメソッド名は常に大文字で指定する必要があります。ただし、呼び出されるプログラムでプログラム名を変更するために AS 指定が使用されている場合には、CALL 文または INVOKE 文で使用する大文字小文字が、AS 指定で使用した文字と正確に一致する必要があります。
- 画面節
.NET マネージ COBOL 向けに新しい構文がいくつか追加されています。また、予約語も増えました。 このため、既存のアンマネージコードにこれらの新しい予約語が使用されている場合、そのコードはコンパイルできません。 REMOVE コンパイラ指令を使用すると、必要な語の予約を解除できます。