COBOL プログラムで定義されているメソッド シグネチャ

COBOL パラメータの型は次の方法で指定できます。

• 特定の型を持つ連絡節項目を宣言し、PROCEDURE DIVISION USING 句でその連絡節項目を参照する
• AS 構文を使用して PROCEDURE DIVISION 句で明示的に型を参照する

REFERENCE パラメータおよび OUTPUT パラメータについては、.NET ネイティブ型が、対応する .NET 型へのマネージ ポインタとして直接公開されます。.NET ネイティブ型に対応しない COBOL データ型（PIC X フィールド、グループと、BINARY-LONG 以外の数値フィールドなど）は、COBOL ポインタ（型 MicroFocus.COBOL.Program.Reference のオブジェクト）として公開されます。

VALUE パラメータおよび RETURNING 項目については、.NET ネイティブ型が、対応する型のオブジェクトとして公開されます。

VALUE パラメータとして使用される他の COBOL データ型は、次のように公開されます。

• 19 桁を超える 10 進数の数値項目 - MicroFocus.COBOL.Program.BigDecimal
• 暗黙的な小数部を持つ数値項目（PIC 9(9)v99、すべてのサイズなど） - System.Decimal
• 暗黙的な小数部を持たない符号なし数値項目
  
  • < 3 桁 - 符号なし int8
  • < 5 桁 - 符号なし int16
  • < 10 桁 - 符号なし int32
  • < 19 桁 - 符号なし int64
• 暗黙的な小数部を持たない符号付き数値項目
  
  • < 3 桁 - int8
  • < 5 桁 - int16
  • < 10 桁 - int32
  • < 19 桁 - int64
• 他のすべての型の PIC X、グループなど - string

.NET ネイティブ型と COBOL データ型の対応の詳細については、「COBOL 型の互換性」を参照してください。