作成したファイルを表示するには、次の手順を実行します。
- データ・ファイル・ツールで [File > Open] をクリックして、デモンストレーション・アプリケーションの DataToolsDemo フォルダに移動します。
- staff.dat を選択して、[Open] をクリックします。
設定したオプションに応じて、[Data File Editor] ウィンドウがすぐに表示されるか、索引付きファイル・タイプと相対ファイル・タイプに対するすべての編集がすぐに適用されることを説明するメッセージ・ボックスが表示されます。
- メッセージが表示された場合、再度メッセージが表示されないようにするには、チェック・ボックスをクリックしてプロンプト [Do not show this message again] にチェック・マークを入れてから [OK] をクリックします。
次の図に示すように、staff.dat の内容を表示する [Data File Editor] ウィンドウが表示されます。
図 1. [Data File Editor] ウィンドウが表示された IDE
各レコードが 1 行として表示されます。Data File Editor ではレコードのフィールドの長さを把握しないため、各行は単純に連続した1行のテキストとなり、レコードはフォーマットされません。COMP 項目などの非文字フィールドは、通常、非標準文字として表示されるか、印刷可能な文字に対応しない場合は、
で表示されます。
既存のデータの上から入力することでファイルを編集できます。多くの編集機能を利用できます。例えば、[Search] メニューの [Data Tools] オプションには、データ・ファイルを検索する 4 つの方法があります。
- [Data File Find and Replace]
- [Find On Current Key] このオプションは、索引付きファイルの場合のみ利用できます。[Data File Editor] ウィンドウが開いているかどうかに応じて異なり、開いている場合はリファレンスの現在のキーになります。このオプション名は、[Find on prime key] および [Find on alternate key number n] として読み取ることもできます。
- [Goto record]
- [Locate Field] 現在のレコード内でフィールドを検索するには、このオプションを使用します。このオプションは、データ・ファイルのフォーマットされたビューを利用できる場合のみ使用できます。フォーマットされたビューを取得するには、このチュートリアルの後半で実行するレコード・レイアウト・ファイルのロードが必要になります。
IDE の下部のステータス行には、フィールドの詳細に応じてさまざまな統計が表示されます。
- 相対レコード番号 (相対ファイルのみ)
- 選択したレコードの長さと、可変長の場合はそれに続く (最小長さ、最大長さ)
- レコード数 (順次ファイルのみ)
- カーソル位置 - 行番号と列位置、どちらも 0 で開始
[Data File Editor] ウィンドウの右側のペインには、「このウィンドウを使用する前にレコード・レイアウト・ファイルをロードする必要がある」ことが表示されます。この目的については、後続の節で確認します。
ファイルのプロパティをすべて確認できます。
- [Data File Editor] ウィンドウを右クリックし、ポップアップ・メニューで [File Information] をクリックします。
[File Information] ウィンドウには、ファイルのフォーマットや編成などの情報が表示されます。
- ファイルの詳細を表示するには、[Keys] タブと [General] タブをクリックします。
- 作業が終了したら、[Cancel] をクリックして [File Information] ウィンドウを閉じます。
- このチュートリアルの後半で使用するように、[Data File Editor] ウィンドウは開いたままにしておきます。