JCL ジョブをリモート・エンタープライズ・サーバにサブミットできます。このサーバはローカル・ネットワークにある別のマシン上で実行するサーバです。JCL はマシン上でローカルに維持する必要があります。
IDE は MFCC (Micro Focus Common Client) インフラストラクチャを使用して、どのエンタープライズ・サーバと対話的に実行するかを判断します。このインフラは、デフォルトで mf-client.dat 構成ファイルによって制御され、このファイルは COBOL 開発システムがインストールされている base\bin ディレクトリにあります。任意の名前または場所の構成ファイルを独自に作成することもできますが、MFC_CONFIG 環境変数を使用してその構成ファイルを識別する必要があります。
リモート・エンタープライズ・サーバにジョブをサブミットするには、まずディレクトリ・サーバに対するリモート・マシンの URL とポート番号を指定するエントリを、このファイルに追加する必要があります。これを追加すると、「MJ ES」サービス・クラスのサービスを持ちリモート・マシン上にあるすべてのエンタープライズ・サーバが、[Project Properties] ページの [Enterprise Server] グループにあるエンタープライズ・サーバのドロップダウン・リストに表示されます。これで、プロジェクトをリモート・サーバに関連付け、プロジェクト・ビューの JCL ファイルを右クリックして [Submit] をクリックすれば JCL をリモート・マシンにサブミットできます。
ジョブの進行状況が [Application Output] ウィンドウに表示されます。ジョブが終了したら、カタログとスプール・キューを通常の操作で表示できます。