エンタープライズ・サーバをインストールするには、いくつかの .msi 製品ファイル (Windows インストーラ・パッケージ) を含んでいる es2010_222.exe を実行します。es2010_222.exe を実行すると、初期システム・チェックが実行された後に、.msi ファイルが順次インストールされます。
es2010_222.exe では複数のパラメータを設定でき、これにより各種インストールを指定できます。
- 標準インストール
- フォーマット:
- es2010_222.exe
- サマリ:
- ライセンス・マネージャおよびエンタープライズ・サーバを含む完全なインストール。インストール中に、コンポーネントのインストール場所などのオプションを指定できます。
- 対話式でないインストール
- フォーマット:
- es2010_222.exe /passive
- サマリ:
- 完全なインストール、ただし対話式でなくデフォルトのオプションとディレクトリを使用してコンポーネントをインストールします。
- サイレント・インストール
- フォーマット:
- es2010_222.exe /q
- サマリ:
- 完全なインストール、ただし対話式でなくユーザ・インターフェイスを使用せずにデフォルトのオプションとディレクトリを使用してコンポーネントをインストールします。
- 変則サイレント・インストール
- フォーマット:
- es2010_222.exe /q InstallFolder=d:\cobolrts
- サマリ:
- 完全なインストール、ただし対話式でなくユーザ・インターフェイスを使用せずにコンポーネントをインストールし、エンタープライズ・サーバを d:\cobolrts にインストールします。
使用可能なパラメータを表示するには、コマンド・ラインから次を実行します。es2010_222.exe /?.
注:
- インストール時に作成されるログ・ファイルは、TEMP 環境変数によって指定されるフォルダに保存されます。ファイルの場所または名前を変更するには、Setup コマンド・ラインで /log パラメータを使用し、パスとファイル名を指定します。例えば、filename /log d:\temp\log.txt のように指定します。これにより、log.txt という名前のログ・ファイルが d:\temp ディレクトリに作成されます。