必要であれば、JCL へのサブミッションの前に、MFBSIJCL コマンドで指定された JCL ファイルを編集できます。これにより、パラメータの置換や追加のサイト固有のチェックが可能になります。
JCLExit パラメータでは、呼び出されるユーザ出口モジュールの名前が指定されます。次に示す mfbsiue.cpy インターフェースを使用してください。
* -- copybook "MFBSIUE1" --
01 ES-UserExit-JCLsubmit.
**> MFBSIJCL exit's common area
05 ES-UE-CommonArea pic x(1024).
**> Input parameters
*> OS Environment
05 ESue1-OS pic x(1).
88 ESue1-Windows value '0'.
88 ESue1-UNIX value '1'.
*> SJOBID
05 ESue1-Scheduler-Job-ID pic x(16).
*> User exit identifier
05 ESue1-JCLexitID pic x(32).
*> Execution mode: submit JCL or JOB restart
05 ESue1-ExecutionMode pic x(01).
88 ESue1-ExecNormal value 'N'.
88 ESue1-ExecRESTART value 'R'.
05 filler pic x(14).
*
**> Input/Output parameters
05 ESue1-JCLfile pic x(256).
*
**> Output parameters
05 ESue1-ReturnCode pic x(2).
05 ESue1-ReturnMsg pic x(256).
*
**> Delimiter
05 ESue1-X00 pic x(1).
このインターフェース・コピーブック・ファイルは、%ProgramFiles%\Micro Focus\Enterprise Developer\cpylib (Windows) または $COBDIR/cpylib (UNIX/Linux) にあります。サンプル COBOL プログラムの mfbsiue1.cbl は、 %ProgramFiles%\Micro Focus\Enterprise Developer (Windows) または (UNIX/Linux) にあります。
ユーザ出口モジュールは、元の JCL ファイルのフル・パスとファイル名、または置換されたファイル名を取得します。オプション・パラメータの JCLExitID を使用すると、ユーザ出口によって行われる作業を指定できます。この文字列の最大長は 32 文字です。
ユーザ出口プログラムは、復帰する前に戻りコード ESue1-ReturnCode を 00 に設定し、サブミットする新しいファイル (ESue1-JCLfile) を指定します。必要であれば、サブミッション・プロセスを停止することもできます。MFBSIJCL は、戻りコード 207 で終了します。これを行うには、次の手順を実行します。