例:コマンド・ファイルを使用した場所の設定

次に示すコマンド・ファイルでは、次のプロジェクト・ファイルの場所を構成します。

  • アセンブラは、すべてのアセンブラ・ソース・コード・ファイルを \mlclib ディレクトリから読み取ります。
  • アセンブラは、すべてのマクロとコピーファイルをディレクトリ \maclib および \copylib で検索します。
  • リンカ入力ファイル .LIN\linlib から取得されます。
  • .BAL ファイルなどの出力ファイルは \worklib に書き込まれます。
  • オブジェクト・ファイルは \loadlib に書き込まれます。
  • リスティングは \listing に書き込まれます。
rem *--------------------------------------------------------------------------
rem * アセンブラにすべての入力ファイルの検索場所を指示します。
rem *
rem * SYSIN からの MLC
rem * SYSLIB からの MAC および CPY
rem * SYSLIN からの LIN ファイル
rem * OBJ ファイルは入力 (リンカによる) および出力 (アセンブラによる) の両方です。
rem *     OBJ ファイルの場所は SYSLIN で設定されます。
rem *
set SYSIN=.\mlclib
set SYSLIB=.\maclib;.\copylib
set SYSLIN=.\linlib
rem *--------------------------------------------------------------------------
rem * アセンブラにすべての出力ファイルの書き込み場所を指示します。
rem *
rem * BAL/IDF/IDX ファイルは SYSWORK に出力されます (指定した場合)。
rem * LISTING ファイルは SYSLIST に移動します。
rem * 390 ファイルは SYSLMOD に移動します。
rem *
set SYSWORK=.\WORKLIB
set SYSLIST=.\LISTING
set SYSLMOD=.\loadlib
rem *
rem *  アセンブリとリンクを試行します。
rem *  TEST.BAL ファイルを作成する目的で、アセンブラを取得する BAL アセンブラ・オプションを使用する際は注意してください。
.BAL ファイルは SYSWORK= ディレクトリに入ります。

rem *
run mm370asm test.mlc bal noanim
run mf370lnk test noanim omf(390)
rem *