エラーが原因でバックアウトに失敗すると、ジョブからエラーステータス 20 が返され、データベース・ファイルは変更されません。
戻りコード 0 は成功を示します。
エラーが発生すると、場合に応じて次のメッセージがジョブ・ログに表示されます。これらのメッセージを利用して問題を判断し修正できます。
メッセージ | 説明 |
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MFDBUJCL:PROBLEM WITH THE INPUT BACKOUT LOG | 入力バックアウト・ログが破損しているか読み取り不能です。 |
MFDBUJCL:PROBLEM WITH THE OUTPUT RECOVERY LOG. | この場合、回復ログ・ファイルの物理名が表示されます。 |
MFDBUJCL:PROBLEM WITH THE FILE TO BE RECOVERED | データベース・ファイルの物理名が表示されます。ファイルが破損していると判断されると、その判定とデータベース・ファイルを再ビルドする手順がエラー・メッセージに示されます。 |
MFDBUJCL:ILLEGAL CONFIGURATION ITEM | これは内部メッセージです。 |
MFDBUJCL:CHECKPOINT SET BUT NOT FOUND | チェックポイントは SYSIN データで指定されましたがログ・ファイルに見つかりませんでした。 |
MFDBUJCL:BACKOUT SUCCESSFUL.HOWEVER THE RECOVERY DATASET SHOULD NOT BE TRUSTED TO RUN A RECOVERY | これは警告メッセージです。データセットのバックアウトは完了しましたが、回復ログが無効な可能性があるのでデータセットの回復には使用しないでください。 |
さらに、ジョブ・ログに理由コード、ファイルステータスコード、または他のメッセージが表示され問題の判断に役立ちます。