Storage Management Subsystem (SMS) のデータ・クラスは、データ・セット属性 (レコード長やフォーマットなど) のテンプレートで、新しいデータ・セットを作成するとき使用するように指定できます。Enterprise Developer により、エンタープライズ・サーバで実行するアプリケーションで SMS データ・クラスを使用できるようになります。
データ・クラス定義を保存するファイルを、Enterprise Developer を使用して必ず作成します。 Enterprise Developer でデータ・クラス定義ファイルを作成したら、SMS のサポートを有効にして、そのデータ・クラス定義ファイルをエンタープライズ・サーバで使用するファイルとして指定する必要があります。この作業の手順を次に示します。
データ・クラスを定義しデータ・クラス定義ファイルを利用可能にしたら、次のいずれかの方法でそれを参照できます。
同じ定義ファイルを複数のエンタープライズ・サーバで使用し、データ・クラス定義の一貫性を確保できます。データ・クラスの指定がないと、MFEDFTDC と呼ばれるデフォルトのデータ・クラスが (もしあれば) 使用されます。このデータ・クラスをエンタープライズ・サーバで使用するには、そのエンタープライズ・サーバのデータ・クラス定義ファイル内にそのデータ・クラスが存在する必要があります。
SMS の詳細については、IBM BookManager Server ライブラリから提供される『DFSMSdfp Storage Administration Reference』 を参照してください。