Runlist 指令

Runlist 関数に固有の指令はありません。Runlist に対して入力された指令は、Runlist が実行している関数に渡されます。Runlist を使用して関数を処理する場合、指令処理のシーケンスは次のようになります。

  1. IMSDBU プログラム・デフォルト。
  2. .INI ファイル内の指令は、プログラム・デフォルトに優先します。
  3. 対話式画面から Runlist を起動した場合、Runlist 入力画面からの指令は上記の指令に優先します。
  4. コマンド・ラインから Runlist を起動した場合、Runlist コマンド・ラインで入力した指令は上記の指令に優先します。
  5. Runlist コマンド・ファイル内の関数に対して指定された指令は、他のどの指令よりも優先されます。

Makelist 関数は、出力 Runlist コマンド・ファイル内の関数コマンドに指令を追加します。Makelist 関数が追加する指令は、関数に固有のものだけです。Makelist と Runlist の間で .INI ファイル・指令に変更があっても、Runlist コマンド・ファイル内の関数指令には影響しません。Makelist は、どの共通ディレクティブも追加しません (例えば、LIST、LOG、ECHO 指令など)。Runlist によって使用される共通指令は、Makelist によるコマンド・ファイルの作成時ではなく Runlist の起動時にアクティブな共通指令です。

.INI ファイル・指令に加えた変更が Runlist の操作に影響しないようにしたい場合は、共通指令を Runlist コマンド・ファイルに追加することができます。

関連項目