casrdtex

リソース定義テーブル (.rdt ファイル) に CICS リソースをエクスポートします。

構文:
casrdtex /ofile-name [/a] [/e] [/ipresource-file-path] [/uuserid] [/ppassword] [/q] [/v]
 [/s[sit1[,sit2]...]] [/l[list1[list2]...]]
 [/n[snt1[,snt2]...]] [/g[grp1[,grp2]...]] 
 [/m] [/x] [/f] [/t] [/y] [/d] [/j] [/i] [/z] [/c] [/b]
パラメータ:
/ofile-name エクスポート先の RDT ファイル。このパラメータは必須です。
/a 既存のファイルに追加します。
/e 非 IBM 互換エントリー (すべて下線で始まる Micro Focus 拡張フォーマット) を含めます。
/ipresource-file-path エクスポート元となる CICS リソース定義ファイル (dfhdrdat) が含まれているディレクトリー。

これは、デフォルトで $COBDIR/etc/cas に設定されます。このディレクトリーには、本製品に付属している dfhdrdat ファイルが含まれています。

/uuserid ユーザー ID。
/ppassword パスワード。
/q クワイエット・モードで実行します。
/v 詳細モードで実行します。
/s[sit1[,sit2]...] 指定された SIT をエクスポートに含めます。スイッチだけを指定した場合は、すべてエクスポートされます。
/l[list1[list2]...] 指定されたスタートアップ・リスト (GRPLIST) をエクスポートに含めます。スイッチだけを指定した場合は、すべてエクスポートされます。
/n[snt1[,snt2]...] 指定されたサインオン・エントリーをエクスポートに含めます。スイッチだけを指定した場合は、すべてエクスポートされます。
/g[grp1[,grp2]...] 指定されたグループをエクスポートに含めます。スイッチだけを指定した場合は、すべてエクスポートされます。

残りのパラメータでは、選択したグループのどのテーブル・エントリーを含めるかが指定されます。

/m プログラム処理テーブル (PPT)
/x プログラム制御テーブル (PCT)
/f ファイル制御テーブル (FCT)
/t 端末 (TRM)
/y 端末タイプ (TTY)
/d TD キュー (TDQ)
/i プログラム・リスト (PLT)
/j ジャーナル (JCT)
/z 一時記憶域 (TST)
/c 接続
/b X/Open DB 互換性
依存性:

このコマンドが含まれている $COBDIR/bin ディレクトリーが PATH 上にあることを確認する必要があります。

例:
casrdtex /oresfile.rdt /ggroup1,group3 /m /x /ip/devmto/files

上記のコマンドは、group1 および group3 グループの PPT および PCT エントリーを、/devmto/files 内の dfhdrdat ファイルから resfile.rdt ファイルにエクスポートします。

casrdtex /oresfile.rdt /s /g /f /ip/devmto/files

上記のコマンドは、すべての SIT と、すべてのグループの FCT エントリーを resfile.rdt ファイルにエクスポートします。