メモリ管理の方法を選択します。
構文:
>>-----set memory_strategy=---strategy-specification------><
パラメータ:
strategy-specification |
以下の一つまたは複数のフラグを合成した値を指定します。
(指定値の正しい組み合わせについては、以下の 説明 を参照してください):
値 |
意味 |
0x00000001 |
バイトチェック: アロケートされるメモリーブロックの
それぞれに対してチェックバイトを付与する |
0x00000002 |
開放メモリーチェック:
最後に解放された n 件のメモリーブロックの破壊を監視します。
ここで、n は、
memory_free_check_size チューナーの設定値です。 |
0x00000004 |
再利用方針:
破壊を監視される解放メモリーブロックが、再割り当てできるようにします。 |
0x40000000 |
互換性方針:
旧版の製品のランタイムシステムとの互換性を高めます。 |
0x80000000 |
妥当性方針:
メモリーブロックの割り当てと解放が発生するたびに、妥当性の検査が行われます。 |
|
属性:
説明:
このチューナーには、複数の設定値を合成して指定することができます。
例えば、アロケートされるメモリーブロックにチェックバイトを付与し、
割り当てと解放が発生するたびに妥当性の検査が行うときには、以下のように指定します:
set memory_strategy=0x80000001
設定値の組み合わせには制限があります:
- バイトチェック、開放メモリーチェック、再利用方針、妥当性方針
は、自由に組み合わせることができます。
- 互換性方針は、妥当性方針とのみ組み合わせることができます。
他参照:
memory_free_check_size
関連項目