問題解決の処理中に、弊社の製品サポートが VTAM バッファ・トレースを取得してサブミットするように依頼する場合があります。このセクションでは、IBM の汎用トレース機能 (GTF) を使用して関連データを取得する方法について説明します。
トレースの収集手順は次のとおりです。
- Mainframe Access、クライアント、およびターゲット・サーバの準備がすべて完了し、トレースを開始する必要がある状況にいることを確認します。例えば、問題が特定の CICS オプションの分散トランザクションに関連がある場合、クライアントをトランザクションが発行される状態にします。
- GTF を起動します (セクション『GTF の起動』を参照)。
- VTAM トレースを有効にします (セクション『VTAM トレースの有効化』を参照)。
- トレースするアクティビティを実行します (例えば失敗するトランザクションを実行します)。
- VTAM トレースを無効にします (セクション『VTAM トレースの無効化』を参照)。
- GTF を停止します (セクション『GTF の停止』を参照)。
- 弊社の製品サポートに送信するために raw GTF トレース・データ・セットをパッケージ化します。
- ファイル転送プロトコル (FTP) ユーティリティを使用して、パッケージ化されたトレースを Micro Focus に送信します。転送にはバイナリ・モードを使用してください。