VTAM バッファ・トレースの取得

問題解決の処理中に、弊社の製品サポートが VTAM バッファ・トレースを取得してサブミットするように依頼する場合があります。このセクションでは、IBM の汎用トレース機能 (GTF) を使用して関連データを取得する方法について説明します。

トレースの収集手順は次のとおりです。

  1. Mainframe Access、クライアント、およびターゲット・サーバの準備がすべて完了し、トレースを開始する必要がある状況にいることを確認します。例えば、問題が特定の CICS オプションの分散トランザクションに関連がある場合、クライアントをトランザクションが発行される状態にします。
  2. GTF を起動します (セクション『GTF の起動』を参照)。
  3. VTAM トレースを有効にします (セクション『VTAM トレースの有効化』を参照)。
  4. トレースするアクティビティを実行します (例えば失敗するトランザクションを実行します)。
  5. VTAM トレースを無効にします (セクション『VTAM トレースの無効化』を参照)。
  6. GTF を停止します (セクション『GTF の停止』を参照)。
  7. 弊社の製品サポートに送信するために raw GTF トレース・データ・セットをパッケージ化します。
  8. ファイル転送プロトコル (FTP) ユーティリティを使用して、パッケージ化されたトレースを Micro Focus に送信します。転送にはバイナリ・モードを使用してください。