JCL 固有の環境変数

このトピックでは、JCL 環境の設定に関連する環境変数の一覧を示します。

注:『環境変数:アルファベット順』のトピックには、ほとんどの環境変数の値が含まれています。
変数 説明
CASRDO44_NEWSUB ブラウザが実行されているローカル・マシンに保存された JCL ファイルへのアクセスを可能にします。
CASSUB_JN_OVERWRITE ジョブ情報を手動で削除したり自動スプール・ハウスキーピングによって削除したりすることなく、ジョブ番号の再利用を可能にします。
ES_JES_BYTES 指定されたアクション (ジョブのキャンセル、ジョブのキャンセルとメモリ内容のダンプ、または警告メッセージの発行) を行う前にジョブで出力する最大バイト数
ES_JES_CARDS 指定されたアクション (ジョブのキャンセル、ジョブのキャンセルとメモリ内容のダンプ、または警告メッセージの発行) を行う前にジョブで出力する最大カード数
ES_JES_DISABLE_RESTART_FLUSH リージョンの再起動時にリージョンのジョブをアクティブ・キューから出力保留キューに移動するかどうかを示します。
ES_JES_LEVEL デフォルトの JCL タイプを JES2、JES3、または VSE に設定します。
ES_JES_LINES 指定されたアクション (ジョブのキャンセル、ジョブのキャンセルとメモリ内容のダンプ、または警告メッセージの発行) を行う前にジョブで出力する最大行数
ES_JES_OUTLIM ユーザ出口を呼び出し、グローバル制限を処理して、ジョブをキャンセルする前に、特定のデータセットに出力する最大行数
ES_JES_PAGES 指定されたアクション (ジョブのキャンセル、ジョブのキャンセルとメモリ内容のダンプ、または警告メッセージの発行) を行う前にジョブで出力する最大ページ数
ES_JES_RESTART JCL 再起動処理を有効にします。
ES_PL1_MFFH_JCL JCL データ定義にアクセスする Open PL/I プログラムを実行できるようにします。デフォルト値は "N" です。
ES_SSTM_CICS SSTM CICS 環境の初期化に使用される JCL の場所
ES_SSTM_IMS SSTM IMS 環境の初期化に使用される JCL の場所
ES_SYSOUT_HOLD Sysout 保留クラス
ES_USR_DFLT_JES JES 認証用にログオンしているユーザがいない場合にデフォルト・ユーザのオーバーライドを許可します。
MF_ALIAS プログラム・エイリアスを指定します。各セット (ペア) の長さは 16 文字です (プログラム名に 8 文字、エイリアスに 8 文字)。
MF_DUPJOBS 同じ名前のジョブを実行できるようにします。
MF_FALLTHRUCHECK GOBACK または STOP RUN の実行によってメイン COBOL プログラムが終了することを MSS がチェックするように指定します。
MF_MVSJOB MVS ジョブ番号規則
MF_NODD 割り当てられていないファイルをジョブ・ステップが使用する場合に MSS が実行時に行うアクションを指定します。
MF_RCCF リモート・ジョブ・ステップ実行 (Remote Job Step Execution; RJSE) を有効にします。
MF_SMS SMS サポートを有効にします。
MF_SPOOL_HK_TESTDATE スプール・ハウスキーピングのテスト日付オーバーライド
MF_UCC11 UCC11 (データ・セット・ディスポジション処理に影響するメインフレームへのサード・パーティ製アドオン) のエミュレーションを有効にします。UCC11 を有効にした場合、NEW のデータ・セット・ディスポジションは、たとえデータ・セットが既に存在していても受け入れられます。
MFREXX_LSEQ_RECSIZE_MAX ゼロのレコード長でカタログされている行順次ファイルの読み取り / 書き込み時の REXX EXECIO コマンドに対するレコード長を指定します。
MFREXX_NOT REXX のデフォルト ("¬") に加えて、NOT 演算子に使用する 1 つまたは複数の文字を指定します。
MFREXX_OR REXX のデフォルト ("|") に加えて、OR 演算子に使用する 1 つまたは複数の文字を指定します。
MFSYSCAT JES システム・カタログの場所
MFUSERCAT_LOC ユーザ・カタログの場所
VSE_STARTUP_CFG VSE JCL 構成ファイルの場所