次の一覧では、RPM インストーラーのために使用可能なその他のコマンド ライン オプションを示します。
マシン上にインストールされているすべての Micro Focus 製品を一覧表示するには、次のコマンド ライン オプションを使用します。
rpm -qa | grep Micro_Focus
これにより、PackageName が返されます。これは、インストール パッケージを識別するために使用される、Micro Focus 製品の RPM 名です。
RPM パッケージ情報を表示するには、次のコマンド ライン オプションを使用します。
rpm -qi [PackageName]
インストールされている製品の場所を表示するには、次のコマンド ライン オプションを使用します。
rpm -ql [PackageName] | head -1
インストール後の変更点があるファイルをチェックするには、次のコマンド ライン オプションを使用します。
rpm -V [PackageName]
RPM ファイルの内容を一覧表示するには、次のコマンド ライン オプションを使用します。
rpm -qpl filename.rpm
RPM ファイルの依存関係を表示するには、次のコマンド ライン オプションを使用します。
rpm -qpR filename.rpm
製品をインストールする前に RPM パッケージ内のファイルを一覧表示するには、次のコマンド ライン オプションを使用します。
rpm -qip filename.rpm
インストール時に実行されるスクリプトを表示するには、次のコマンド ライン オプションを使用します。
rpm -qp --scripts filename.rpm
RPM ファイルが破損しているかどうかをチェックするには、次のコマンド ライン オプションを使用します。
rpm -Kvv --nosignature filename.rpm
パッケージのデフォルトのインストール場所を見つけるには、次のコマンド ライン オプションを使用します。
rpm -q --qf "%{PREFIXES}\n" -p filename.rpm
Enterprise Developer の場合、これは /opt/microfocus/VisualCOBOL となります。
製品をデフォルト以外の場所にインストールするには、スーパー ユーザー権限で次のコマンドを実行します。
rpm -i --prefix=[FullPath] filename.rpm
製品をインストールして、すべてのパッケージ依存関係を省くには、次のコマンド ライン オプションを使用します。
rpm -i --nodeps filename.rpm
デフォルトでは、RPM インストーラーでは一度に 1 つの製品のみがインストールされます。これは、デフォルトの場所にインストールされている製品が上書きされないようにするためです。同じマシン上に 2 つ以上の製品をインストールするには、--prefix および --nodeps オプションを一緒に使用して追加の製品をインストールします。
rpm -i --nodeps --prefix=[FullPath] filename.rpm
インストーラー内のファイルにアクセスして、インストーラーのペイロードを表示するには、製品をインストールせずに、ディスクに RPM ファイルの内容を展開します。これを行うには、次のコマンドを使用します。
rpm2cpio filename.rpm | cpio -idmv