MFBSIEMX の CTF トレーシングの有効化

MFBSIEMX (MFBSI のイベント・マネージャ・ユーザ出口) は、CTF に対応しています。MFBSIEMX のアクティビティは、Micro Focus 統合トレーシング機能によってトレースすることができます。MFBSIEMX のトレーシングを有効にするには、この手順を使用します。

  1. このサンプルを使用してテキスト・ファイルを作成します。 
    # MFTRACE configuration file

#mftrace.emitter.textfile#Format = $(TIME) $(THREAD) $(COMPONENT) $(EVENT) $(LEVEL) :$(DATA)
#mftrace.emitter.textfile#location = C:\MicroFocus\Netxproj\ES_JCL\MFBSI\ES-MFBSI

mftrace.dest                     = binfile
mftrace.emitter.binfile#location = C:\MicroFocus\Netxproj\ES_JCL\MFBSI\ES-MFBSI

mftrace.level                 = none
mftrace.level.mfbsi           = info
mftrace.level.mfbsi.emx#all   = true

    C:\MicroFocus\Netxproj\ES_JCL\MFBSI\ES-MFBSI を CTF トレース・ファイル・フォルダに置き換えます。MFBSI demo フォルダで、これのモデルを参照してください。

  2. 構成情報にアクセスして、MFTRACE_CONFIG=[Full_Location_of_CTF_cfg.file] という行を構成ファイルに追加します。

    例：

    MFTRACE_CONFIG=C:\MicroFocus\Netxproj\ES_JCL\MFBSI\ES-MFBSI\ctf.cfg

  3. エンタープライズ・サーバを停止して再起動します。
  4. CTF フォルダで、casevmgr.textfile.[Process-ID].log または casevmgr.binfile.[Process-ID].ctb というファイルが存在することを確認します (ここで、[Process-ID] はプロセスの ID)。 作成されたファイルは、エミッタの選択に基づいています。Windows では、CTF ビューアを使用して bin ファイルを調べることができます。
    イベント 説明
    0 MFBSIEMX の初期化が開始されました。
    1 MFBSI_DIR 設定が見つかりません。
    2

    File can not be created in the folder specified by MFBSI_DIR.ファイル・ステータス・コードを確認してください。

    3 MFBSIEMX の初期化が終了しました。
    9 エンタープライズ・サーバのシャットダウン・プロセスが開始されました。
    10 ジョブ実行が開始されました。
    11 ジョブ実行が終了しました。
    12 ジョブが終了しました。
    19 バッチ SEP 終了。
    20

    MFBSIEMX 実行中の予期しないファイル・ステータス。

    注： 関連データにおけるファイル・ステータス 0/005 は、通常は JCL エラーを示します。
上位ヘルプ： 補足事項