PLISAXC XML パーサのイベント関数のパラメータ

これらの関数はすべて、戻りコード である BYVALUE FIXED BIN(31) 値を必ずパーサに返します。パーサを正常に継続するためには、この値がゼロでなければなりません。

これらの関数すべてに、最初の引数として POINTER が渡されます。このポインタは、元は組み込み関数への 2 番目の引数として渡されたトークン値です。

次に示す例外を除き、イベントのテキスト要素のアドレスと長さを提供する POINTER と FIXED BIN(31) も、すべての関数に渡されます。次の関数とイベントは異なります。

start_of_document ユーザ・トークン以外の引数は渡されません。
end_of_document ユーザ・トークン以外の引数は渡されません。
start_of_CDATA ユーザ・トークン以外の引数は渡されません。
end_of_CDATA ユーザ・トークン以外の引数は渡されません。
start_of_element

通常のパラメータに加えて、さらに以下の引数が渡されます。

  • ネームスペース・プレフィックスのアドレスである POINTER
  • ネームスペース・プレフィックスの長さである FIXED BIN(31)
  • ネームスペース URI のアドレスである POINTER
  • ネームスペース URI の長さである FIXED BIN(31)
end_of_element

通常のパラメータに加えて、さらに以下の引数が渡されます。

  • ネームスペース・プレフィックスのアドレスである POINTER
  • ネームスペース・プレフィックスの長さである FIXED BIN(31)
  • ネームスペース URI のアドレスである POINTER
  • ネームスペース URI の長さである FIXED BIN(31)
attribute_name

通常のパラメータに加えて、さらに以下の引数が渡されます。

  • ネームスペース・プレフィックスのアドレスである POINTER
  • ネームスペース・プレフィックスの長さである FIXED BIN(31)
  • ネームスペース URI のアドレスである POINTER
  • ネームスペース URI の長さである FIXED BIN(31)
namesace_declare

ユーザ・トークンに加えて、さらに以下の引数が渡されます。

  • ネームスペース・プレフィックスのアドレスである POINTER
  • ネームスペース・プレフィックスの長さである FIXED BIN(31)
  • ネームスペース URI のアドレスである POINTER
  • ネームスペース URI の長さである FIXED BIN(31)
content_characters 通常の 3 つのパラメータに加えて、次を示す BYVALUE ALIGNED BIT(8) フラグ・バイトが渡されます。
  • より多くのコンテンツ文字が次のイベントに含まれるか。最初のビットがオンのときこれに該当します ('80'BX をともなう ANDed フィールドが null 以外の場合)。
  • XML に変換して戻される場合にエスケープする必要がある文字がないか。2 番目のビットがオンのときこれに該当します ('40'BX をともなう ANDed フィールドが null 以外の場合)。
end_of_input

ユーザ・トークンに加えて、さらに以下の引数が渡されます。

  • 次の入力バッファのアドレスである POINTER
  • 次の入力バッファの長さである FIXED BIN(31)
processing_instruction ユーザ・トークンに加えて、さらに 4 つの引数が渡されます。
  • ターゲット・テキストのアドレスである POINTER
  • ターゲット・テキストの長さである FIXED BIN(31)
  • データ・テキストのアドレスである POINTER
  • データ・テキストの長さである FIXED BIN(31)
exception ユーザ・トークンに加えて、さらに 3 つの引数が渡されます。
  • エラーを起こすテキストのアドレスである POINTER
  • 例外の戻りコードである FIXED BIN(31)
  • 例外の理由コードである FIXED BIN(31)