CCI 環境変数

このトピックでは、CCI に関連する環境変数の一覧を示します。

一般的な環境変数 説明
CCITIMEOUT CCI ベースのアプリケーション (Drag and Drop、SourceConnect、FileShare、Compare and Syncronisation Monitor など) で使用される最大タイムアウト期間を 10 分の 1 秒単位で指定できます。デフォルトは 2 分 (1200)、使用可能な最大値は 2,147,483,647 です。 例えば、この値を 4 分に設定するには、次のように指定します。

SET CCITIMEOUT=2400

CCIERRLOG オペレーティング・システムからレポートされた最初のインスタンスのエラーを追跡する ccierr.log 内容の出力場所とファイル名を指定します。 CCIERRLOG は、構文と内容が詳しく説明されている CCI.INI 内のエントリをオーバーライドします。
CCITRACE CCI トレースのレベルを指定します。

トレース出力のファイル名とトレース・オプション。トレース・オプションは次のとおりです。

注:どのオプションでも、 / または - をオプションの前に付ける必要があります。つまり、 /OFF-OFF と同じです。
  • /OFF

    CCI.INI の設定に関係なく、すべての CCI トレースをオフにします。

  • /N

    出力のユーザ・データをトレースしません。システム・アクティビティのみトレースします。

  • /D

    CCI 関数との間で渡されたすべてのバッファの内容をログに記録します。このオプションのデフォルト条件は OFF です。 セキュリティ上の理由でデータ・トレーシングを禁止するようにアプリケーションがコード化されている場合は、データ・トレーシングが許可されない可能性があります。

  • /F

    CCI API 呼び出しの詳細をトレース・ファイルにログ記録します。このオプションのデフォルト条件は、ファイル名または他のトレース・オプションが指定されていない場合は OFF、指定されている場合は常に です。

  • /P

    プロトコル・レベル呼び出しの詳細をトレース・ファイルにログ記録します。このフラグが ON でない場合は、 CCI ユーザ・レベル API の詳細のみトレースされます。このフラグが ON の場合は、 関数トレーシングのレベルが大きく向上する可能性があります。このオプションのデフォルト条件は、OFF です。

TCP/IP 固有の変数

説明
CCITCP2 TCP/IP 登録プログラムを特定します。

値:CCITCP2 登録プログラムをホストしているマシンのホスト名または IP アドレス。

CCITCP2_PORT 登録プロセスに使用されているポート。

値:CCITCP2 登録プログラムが動作するポート。

セキュア接続 (SSL) 固有の変数 説明
RANDOM SSL を使用している場合、 RANDOM 変数の数値として格納される外部生成ランダム・データは、SSL ハンド・シェーキングで使用される一時的なキー・ペアを生成するための初期ソルト値に挿入されます。 RANDOM 値は初期ソルト値の一部のみを形成し、ランダム性を高めるのに役立ちますが、必須の要件ではありません。
COBSSL SSL 接続を使用している場合は、DemoCA ディレクトリの場所を指定します。見つからない場合は、 SSLDIR が代わりに検査されます。
SSLDIR SSL 接続を使用している場合は、システムの OpenSSL ディレクトリの一般的な場所を指定します。