ESF LDAP セキュリティ管理 Web インターフェイスを使用して、Enterprise Server インストールでの使用のために LDAP を構成できます。このブラウザーベースの代替インターフェイスを使用することで、MFDS ユーザー インターフェイスを離れて LDAP 情報を管理できます。これにより、多数のユーザー、グループ、およびリソースを表示および管理できます。
機能
ESF LDAP セキュリティ管理 Web インターフェイスには、次のような機能があります。
- Microsoft Active Directory、AD LDS、または OpenLDAP など、構成済みの LDAP 互換セキュリティ マネージャーで定義されているユーザー、グループ、リソース クラス、およびリソース エンティティの、ブラウザー ベースでのグラフィック表示。
- ユーザー、グループ、クラス、およびリソースを簡単にソートおよびフィルターできる機能。
- MFDS ユーザー インターフェイスから独立し、Enterprise Server の構成および操作の役割から LDAP セキュリティ マネージャーの管理の役割を分離できたことによるエクスペリエンスの拡張。
- セキュリティ オブジェクトと規則との関係を簡単に決定できる、新しい ESF LISTREFERENCES 機能の利用。
制限事項
ESF LDAP セキュリティ管理 Web インターフェイスには、次のような制限事項があります。
- このインターフェイス内では、ネスト化グループはサポートされていません。必要な場合は、esfadmin コマンドライン ユーティリティからネスト化グループを管理できます。
- このインターフェイスで実行されたアクションは、セキュリティ マネージャー リスト内のすべてのセキュリティ マネージャーに適用されます。そのため、Micro Focus は、セキュリティ マネージャー リスト内には 1 つのセキュリティ マネージャーのみを含めることを推奨しています。必要なセキュリティ マネージャーごとに ESF LDAP セキュリティ管理 Web インターフェイスをホストするよう、別々に Enterprise Server リージョンを定義することで、複数の異なるセキュリティ マネージャーを管理できます。