HCOSS は、DB2 の各関数または特殊レジスタを、対応する SQL Server の関数または特殊レジスタにマップするデフォルトのセットを使用して、DB2 の関数および特殊レジスタを、自動的に SQL Server の関数または特殊レジスタに変換します。
HCOSS のデフォルト・マップ以外の設定を使用して、DB2 データベースの関数または特殊レジスタを、SQL Server データベースの関数または特殊レジスタに変換したい場合は、その設定をカスタマイズできます。
HCOSS Customize SQL Name Mappings ツールで、DB2 の各関数または特殊レジスタについて、次の設定をカスタマイズできます。
- 相当する SQL Server の関数または特殊レジスタ
- SQL Server がそのデータを関数として処理するか、または特殊レジスタとして処理するか
また、Custom SQL Name Mappings ツールで、DB2 データベースで定義されている DB2 関数または特殊レジスタのうち、SQL Server データベースでは表されていないものを追加することができます。
重要：DB2 データベースに既存の DB2 の関数または特殊レジスタのうち、SQL Server データベースでは表されていないものについて、マッピングを追加する場合は、まず SQL Server データベースに SQL Server オブジェクトを作成する必要があります。マッピングを作成したり、アプリケーションをバインドしたりするためには、事前に SQL Server データベースにすべてのオブジェクトが存在している必要があります。