SVC 99、DYNALLOC

入力
レジスタ 1

要求パラメータ・ブロックのポインタのアドレス

出力
レジスタ 15

戻りコード:

0 = 成功

その他の値はエラーを示します。詳細については、IBM マニュアル『MVS Programming: Authorized Assembler Services Guide GC28-1763』を参照してください。

要求パラメータ・ブロックのポインタ (S99RBPTR):要求パラメータ・ブロックの 31 ビット・アドレスを保持します。上位ビットを設定する必要があります。

要求パラメータ・ブロック (S99RB)、長さは 20 バイト

バイト 説明
0 要求ブロックの長さ (常に 20 バイト)
1

1 バイトの動詞コード:

x'01' データ・セット名の割り当て

x'02' データ・セット名の割り当て解除

x'03' サポート対象外

x'04' サポート対象外

x'05' サポート対象外

x'06' サポート対象外

x'07' DD名の割り当て

2-3 2 バイト・フラグ・フィールド
4-5 2 バイト・エラー・コード・フィールド
6-7 2 バイト情報コード・フィールド
8-9 テキスト・ユニット・パラメータ・リストのアドレス
12-15 要求ブロック拡張のアドレス
16-19 4 バイト・フラグ・フィールド

テキスト・ユニット・パラメータ・リスト (S99TUPL):各アドレスが 1 つのテキスト・ユニットを指し示す 31 ビット・アドレスの配列。最後のアドレスには上位ビットを設定する必要があります。

テキスト・ユニット (S99TUNIT):次のフィールドを含むデータ構造:

バイト フィールド 説明
0-1 キー どの関数を要求するかを示す 16 進数コードが含まれます。
2-3 数字 テキスト・ユニットの長さとパラメータ (次の 2 つのフィールド) の組み合わせの数
長さ 次のパラメータ・フィールドの長さ
パラメータ 要求する特定のキー関数に固有の入力情報を含む、変数長さフィールド

要求パラメータ・ブロック拡張 (S99RBX)、長さは 34 バイト

バイト 説明
0-5 識別子の文字列 ' S99RBX'
6 バージョン番号
7 処理オプション
8 メッセージ・ブロック・サブプール番号
9 記憶域キー
10 重大度レベル
11 重大度レベル
12 メッセージ・ブロックの数
13-16 CPPL アドレス
17-18 予約済み
19 メッセージ処理理由コード
20 メッセージ・ブロック解放理由コード
21-24 PUTLINE または WTO 戻りコード
25-28 メッセージ・ブロック・チェーン・アドレス
29-30 情報検索エラー・コード
31-32 不正な情報検索キー
33 SMS 理由コード
注:IBM のマクロ IEFZB4D0 および IEFZB4D2で提供される等式や DSECT を使用して、SVC99 パラメータ構造を構築する必要があります。