標準 RPM インストールを開始する前に、マシン上にすべての必須ソフトウェアがインストールされていることを確認してください。詳細については、「ソフトウェアの要件」を参照してください。
これは、RPM 管理ユーティリティを使用している場合は必要ありません。それは、そのユーティリティにより、不足しているすべての必須パッケージが Micro Focus パッケージのインストールと同時にインストールされるためです。
Enterprise DeveloperEnterprise Server 用の RPM インストーラーは、.bin ファイルとして配布され、Electronic Product Delivery 電子メールから入手可能です。
このファイルをダウンロードして実行する手順は、次のとおりです。
Enterprise DeveloperEnterprise Server をインストールする手順は、次のとおりです。
rpm -i filename.rpm
これにより、デフォルトの場所である /opt/microfocus/VisualCOBOL に製品がインストールされます。
別の方法としては、次のように、オペレーティング システムで使用可能なファイル マネージャー プログラムから filename.rpm ファイルを起動できます。
yum リポジトリは、yum インストールを開始する前に構成しておく必要があります。手順については、yum のマニュアルを参照してください。これは、RPM Web サイトのサブスクリプションを所有している場合は必要ありません。
CD から、または ISO イメージを使用してインストールする手順は、次のとおりです。
vi /etc/yum.repos.d/rhel-dvd.repo
[dvd] name=Red Hat Enterprise Linux Installation DVD baseurl=file:///media/RHEL_6.1_DVD enabled=1 gpgcheck=0
yum install [filename.rpm]
zypper を使用してインストールする手順は、次のとおりです。
zypper repos
# | Alias | Name | Enabled | Refresh --+-----------------------------------+-----------------------------------+---------+-------- 1 | SLES12-12-0 | SLES12-12-0 | Yes | No
zypper repos 1
zypper install [filename.rpm]
Micro Focus 製品のアップグレードまたは HotFix リリースをインストールする場合は、スーパー ユーザー権限で次のコマンドを実行して既存インストールをアップグレードします。
rpm -U filename.rpm
これにより、/opt/microfocus/VisualCOBOL にある製品の既存インストールがアップグレードされます。
アップグレードする必要があるインストール済み製品には、デフォルト以外の設定が含まれている場合があります。そのような場合は、アップグレードのインストール時に、新しい製品バージョンから構成ファイルがインストールされる前に、RPM インストーラーによって filename.rpmsave という拡張子で既存の構成ファイルのコピーが作成されます。
インストーラーによって古い構成ファイルのコピーが作成されたかどうかを確認するには、製品のインストール後に次のコマンドを実行します。
find /opt/microfocus/VisualCOBOL -name *.rpmsave -print
デフォルトでは、RPM インストール データベースへの書き込みアクセス権が与えられるよう、スーパー ユーザー権限で RPM インストーラーを実行する必要があります。
root 以外でのインストールを実行するには、スーパー ユーザー権限を必要としないローカル ユーザー RPM インストール データベースを作成して使用する必要があります。
root 以外の場所にインストールするには、次のコマンドを実行します。
cd $HOME mkdir -p $HOME/rpmdb rpm --initdb --dbpath $HOME/rpmdb rpm --root $HOME --dbpath $HOME/rpmdb --relocate /usr=$HOME \ --nodeps -i --nodeps --prefix=$HOME/VisualCOBOL filename.rpm