ランタイム起動構成ファイルのオプション

適切な名前のテキスト・ファイルを作成し、次のランタイムとライセンスのオプションを指定して (行あたり 1 つの有効なオプション)、それをアプリケーションと同じディレクトリにディプロイします。

オプション 説明
ランタイム・オプション
SERVERPATH=パス名 を設定します。 アプリケーションの実行可能ファイルによって使用される COBOL Server インストールを含んでいる最上位ディレクトリの名前を指定します。

パス名 は、絶対パスまたは UNC パスのいずれか、または現在のディレクトリに相対的なパスになります。

このオプションは、実行可能ファイルが動的リンクを使用してビルドされている場合のみに指定します。

ランタイム・オプションは任意ですが、設定する場合は、1 つのオプション (SERVERPATH または BINPATH) のみを指定できます。

BINPATH=パス名 を設定します。 アプリケーションの実行可能ファイルによって使用されるバイナリ・ランタイム・ファイルを含んでいる最上位ディレクトリの名前を指定します。

パス名 は、絶対パスまたは UNC パスのいずれか、または現在のディレクトリに相対的なパスになります。

このオプションは、実行可能ファイルが動的リンクを使用してビルドされている場合のみに指定します。

ランタイム・オプションは任意ですが、設定する場合は、1 つのオプション (SERVERPATH または BINPATH) のみを指定できます。

ライセンス・オプション
CESDYNAMIC=ファイル名を設定します。
注:このオプションは任意ですが、指定する場合は SERVERPATH または BINPATH の入力の後に指定する必要があります。

CES 構成ファイルの名前を指定します (通常は CES.INI という名前です)。ライセンス・デーモンがまだ実行していない場合に、このファイルを使用してライセンス・デーモンを初期化します。

このオプションを指定しない場合は、ライセンス・デーモンがすでにこのマシンにインストールされ実行している必要があります。

ファイル名 にディレクトリ名が含まれる場合、そのディレクトリにある CES 構成ファイルが使用されます。

ファイル名 に特定のディレクトリが含まれない場合、SERVERPATH または BINPATH のいずれかを指定するときは、CES 構成ファイルを指定されたパスに置くか (BINPATH の場合)、または指定されたパスの bin または bin64 ディレクトリに置く (SERVERPATH の場合) 必要があります。その他の場合、CES 構成ファイルはメイン・アプリケーションの実行可能ファイルと同じディレクトリに置く必要があります。

このオプションを指定すると、mfcesd.exe (Micro Focus ライセンス・デーモン) および mfcesdchk.exe (Micro Focus ライセンス・デーモンが実行しているかをチェック) の各ファイルも必要になります。ライセンスがインストール済みのマシンでは、これらは次の場所にあります。

  • 32 ビット Windows:C:\Program Files\Common Files\SafeNet Sentinel\Sentinel RMS License Manager\WinNT
  • 64 ビット Windows:C:\Program Files (x86)\Common Files\SafeNet Sentinel\Sentinel RMS License Manager\WinNT
これらのファイルを次のいずれかの場所にディプロイします。
  • アプリケーションの実行時にすでにシステム PATH に含まれているディレクトリ。
  • SERVERPATH によって指定されるエンタープライズ・サーバのインストールの bin (32 ビット・アプリケーションの場合) または bin64 (64 ビット・アプリケーションの場合) ディレクトリ。
  • BINPATH によって指定されるディレクトリ。
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