[label] ENQ (qname-addr
,rname-addr
,E|S
[,rname-length]
[,{STEP|SYSTEM|SYSTEMS}])
[,RET=CHNG|HAVE|TEST|USE|NONE]
[,RNL=YES|NO]
[,RELATED=value]
連続で再利用可能な 1 つ以上のリソースの制御を要求します。
リストおよび実行形式も利用できます。
パラメータ
- qname-addr
- 主要リソース名のアドレス。最大 8 文字まで使用できます。
- rname-addr
- 副リソース名のアドレス。最大 255 文字まで使用できます。rname-length が 0 の場合、最初のバイトに長さを含める必要があります。
- E|S E
- 排他所有権を示します。S の場合、所有権は共有されます。
- rname-length
- 0 ~ 255 の rname の長さ。0 の場合、長さは rname の最初のバイト内にあります。省略する場合、アセンブルされた rname ラベルの長さが使用されます。
- STEP|SYSTEM |SYSTEMS
-
要求の範囲を定義します。
STEP = このジョブ・ステップのみ (デフォルト)
SYSTEM = このシステムのみ
SYSTEMS = 複数のシステム
- RET=CHNG| HAVE|TEST| USE|NONE
-
リソース要求のタイプ:
CHNG = 共有から排他に変更します。
HAVE = 以前に要求されていない場合は要求します。
TEST = 可能な場合、テストします。
USE = すぐに利用可能な場合、要求します。利用できない場合、プログラムは続行します。
NONE = 条件なしで要求します (デフォルト)。プログラムは待機します。
- RNL=YES|NO
- YES の場合、グローバル・リソースのシリアル化によるリソース名リスト (RNL) 処理の実行が要求されます。これにより、リソースの範囲値が変更されます。
- RELATED= value
- 関連するドキュメンタリ・テキストがある場所を指定します。
コメント
最初の 5 つのパラメータ (qname-addr から STEP|SYSTEM|SYSTEMS まで) を繰り返して、複数の要求を最大 255 文字まで指定することができます。
後半の 3 つのパラメータ (RET から RELATED まで) は、指定したすべての要求に適用されます。
例
例 1:
ENQ (MAJOR1,MINOR1,E,,SYSTEM)
この例では、1 つのリソースの排他所有権を要求します。副リソース名の長さのデフォルトは、アセンブルされた長さになります。
例 2:
ENQ (MAJOR2,MINOR2,E,12,,MAJOR3,MINOR3,S,,)RET=USE,RNL=YES